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卵巣がんになりました日記①【診断まで】

2023年10月
1年に1回の健康診断。婦人科系は乳がんのエコー、マンモ、頸がん検診を受ける。異常なし。
母方ががん家系(祖父母、母の妹全員、母の従兄弟など癌の罹患者多数)なので 毎年しっかり検査を受けてました。

2023年秋〜
普段はニキビなどほぼできない体質なのに やたら口周りに1個とかしつこくニキビができる。この時期はむちゃくちゃ仕事が忙しくて そのせいだと思い込む。たとえ1個だとしても気になる。生まれて初めてニキビの塗り薬を買う。婦人科系の疾患だとニキビができやすいと書いている方がいた。もしかしたら前触れだったのか?

2024年1月
年末の忙しい仕事を終えて 正月をダラダラと過ごす。
もれなく正月太り。中旬にびっくりするぐらい体がむくむ。次の日から少しづつ戻るが 何となくむくみ気味な日々。そして気づくとお腹が出てた!正月太り恐るべしと思う。

2024年1月下旬
お腹ぽっこりでちょっと服が苦しい。いよいよダイエットせねばと思う。お腹苦しいわ〜笑と旦那に言いながらあまり本気でダイエットに取り組まず。この頃来る予定の生理が来なかったので そのせいもあるのかな?ま、また仕事忙しくなったら体型も戻るでしょと特に心配せず過ごす。旦那と2泊3日でディズニーに遊びに行く。朝から晩まで動き回っても全然元気。

2024年2月
ぜんぜんお腹へこまないどころか ますます太った?恐るべし中年太り。でもブヨブヨではなく胸下までパーンって固く張っている感じが何か変だ。ようやくおかしいと感じ始める。ワンピースとかフレアスカートでごまかすけど仕事中 ミラー見ると妊婦みたいだ。お腹に力を入れると何か腹筋に当たるような異物感に気づき いろいろ調べると卵巣嚢腫に近い気がしてきた。職場の人に言ったらご家族が婦人科系の病で亡くなった経験があるので絶対 病院行った方が良いとのこと。仕事が休みの日に勇気を出して近所の婦人科を予約、受診。
もともとはアーモンドぐらいの大きさの卵巣がかなりの大きさになっていると。すぐ大きい病院に紹介しますとのこと。どっちみちもう手術しなきゃダメだけどもし悪性だったらそれは『ガン』です。といわれショックを受ける。卵巣がんを調べるとまぁ〜良くない。抗がん剤が効きにくい、予後が悪い、サイレントキラーなど厳しい情報ばかり。
紹介状と共に渡された問診表に記入していると ガン告知をして欲しいか、もう治療できない状態でも言って欲しいかという項目があり怖くて泣く。
このレディースクリニックで診察した際に婦人科検診受けました?と聞かれ 4ヶ月前に受けたばかりです!と答えたが 確かに子宮と乳がんは検査したけど 卵巣は?子宮と一緒にチェックされてるの?今さらだけど自信がなくなった。
(後からわかったことですが今のところ卵巣がんは有効な検診はないそうです。さらにがんの中でも悪性度が高い為サイレントキラーと呼ばれているそうです。)
でも卵巣の腫瘍は9割は良性だし…と少しだけ希望を持つことにした。その一方で 昨年 大学時代の親友を乳ガンで失ったことを考え 不安になる。

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次回からは紹介された大きな病院で手術が決まるまでのお話です。

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