【解剖】腕神経叢の話

神経って、嫌ですよね
何が嫌って、覚えにくくて嫌ですよね

皆さんこんにちは、これじおです

でも、社会に出ても必要になってきますよ


腕神経叢

先にも書いた通り、これはもう『ザ☆丸暗記☆』です

嫌ですね こんなことするなら寝てしまいたい
でも、1日2回位、病気のように呟いていれば覚えます
単純に名前だけでなく、支配する筋肉も覚えましょう(感覚は省略)

鎖骨上部の枝

 ・肩甲背神経   :肩甲挙筋、菱形筋
 ・長胸神経    :前鋸筋
 ・鎖骨下筋神経  :鎖骨下筋
 ・肩甲上神経   :棘上筋、棘下筋
 ・肩甲下神経   :肩甲下筋、大円筋
 ・胸背神経    :広背筋
 ・筋枝      :斜角筋

鎖骨下部の枝

 ・内側胸筋神経  :大胸筋、小胸筋
 ・外側胸筋神経  :大胸筋、小胸筋
 ・筋皮神経    :烏口腕筋、上腕二頭筋、上腕筋
 ・内側上腕皮神経 :上腕内側の皮膚
 ・内側前腕皮神経 :前腕内側の皮膚
 ・正中神経    :前腕屈筋群
 ・尺骨神経    :前腕屈筋の一部、小指球筋、母指球筋の一部など
 ・橈骨神経    :前腕伸筋群
 ・腋窩神経    :三角筋、小円筋

いざまとめてみると

めっちゃ多い・・・・
いえいえ、神経は実は16個しかありません(ここ重要)

多分、ゴロ合わせなどはいろいろな人から聞いてると思うので
ここでは紹介しません(というか私はゴロ合わせが嫌い)

個人的に大切なのはこの順番で覚えること、だと思ってます
(特に鎖骨上部の枝)


胸郭出口症候群

今度は関連する疾患です
教科書とは違うまとめ方かもですがざっくりまとめます

胸郭出口症候群とは?

病態
鎖骨・第1肋骨そして周囲の組織により腕神経叢や鎖骨下動脈が圧迫される
場所により、斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転(小胸筋)症候群とも

症状
上肢の疼痛・痺れ・だるさ・握力低下

好発
なで肩の2~30代女性、筋肉質の30代男性

検査法
Morley(斜角筋)、Adson(斜角筋)、Wright(過外転)、Eden(肋鎖)等

と、こんな感じかと思います




図はこちらを参考にさせていただきました


接骨院で働いた実際

もう少し細かい解剖について

神経の名前は『丸暗記』ですが、ではもう少し細かくみていきましょう

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