椎骨と頚椎の特徴
大阪府堺市北区中百舌鳥のコレクト整骨院
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今回は
椎骨(ついこつ)と頚椎(けいつい)の特徴についてお話しします。
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椎骨は、背骨(脊椎)の骨のことです。
この骨は体重を支える本体の椎体(ついたい)と後ろの椎弓(ついきゅう)からなり、その間には椎孔(ついこう)という大きな孔(あな)があります。
頚椎の関節が動く範囲(関節可動域)は以下のとおりです。
屈曲(前に倒す)60°
伸展(後ろに倒す)50°
側屈(横に倒す)40°
回旋(左右を向く)90°
脊柱は上から順に頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙椎(5個)、尾椎(3~5個)により構成されます。
頚椎は脊柱の中で最もスムーズに動きます。
頭の重みを支える椎体は胸椎や腰椎に比べて小さく薄いですが、脊柱管は広くなっています。
脊柱管とは、背骨の椎孔という孔の部分が積み重なってできたトンネルのような形をした管です。
この中を脳から伸びてきた大きな神経が通ります。
第1・2頚椎は特殊な構造をしていて、回旋(左右を向く)可動域がとんでもなく大きいです。
頚椎回旋(左右を向く)可動域の50%以上を担っていますが、頚椎側屈(横に倒す)は行えません。
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第1頚椎には
椎体がなく孔があいていて、指輪のような形をしていることから環椎(かんつい)とも呼ばれています。
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第2頚椎には
椎体が上に大きく突き出ている歯突起(しとっき)があり、第1頚椎(環椎)は第2頚椎の歯突起を軸に回転することから第2頚椎は軸椎(じくつい)とも呼ばれています。
第7頚椎には
長く突き出た棘突起(きょくとっき)があり、頭を前に倒したときに首の後ろに大きく突き出した部分が見えます。
このことから隆椎(りゅうつい)とも呼ばれています。
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