関節は骨だけでつながらない
こんにちは。
「背骨の構造から身体の悩みを解決する整体師」
張本孝一です。
普段X(Twitter)やThreadsでは体に関する内容をTikTok・YouTube・Instagramでは体に関する知識やケア方法を中心に発信しています。
今回は皆さんがよく耳にする関節についてお話ししていきます。
関節とは、液体(滑液=関節液)を含んだ袋のような形状をした膜(関節包)を通じて骨が連結したものを指します。
簡単にいうと、骨と骨のつながっている部分のことです。
関節は靭帯で補強され、その周りを筋肉が取り巻いています。
関節は袋のような形状をした膜(関節包)で囲まれていて、関節の隙間(関節腔)には液体(関節液)で一杯になっています。
実は関節を包んでいる膜(関節包)は2層になっていて、外層(線維膜)と内層(滑膜)があります。液体(関節液)は内層(滑膜)で作られています。
関節の表面には0.5~5mm程度の厚さの関節軟骨があります。
関節軟骨は骨よりも柔らかく圧がかかると変形し、変形することで体重がかかった時にその力を分散することができ、怪我の防止をしてくれます。
いかがでしょうか。
一般的に関節=可動関節のことを言います。
関節とは骨同士がつながっている部分だということはお分かりいただいたと思いますが、特に今回お伝えしたかったことは一般的に関節とは膜(関節包)を通じて骨が連結したものを指すということです。
関節構造を理解することで臨床でのアプローチ方法も変わってきますのでぜひ役に立ててください。
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