【後半】グローバルAIスタートアップでの1年間のインターンシップで何を得たか?
みなさんこんにちは!株式会社コーピー(Corpy) のYuka🌱です。
今回の記事では、インターナショナルなAIスタートアップで長期インターンシップ1年目を迎える私が、今までどのような仕事をしてきたか、そしてその経験からどのようなことを学んできたかお話しします!
最後には、現在募集中のインターン内容の紹介があります。
ぜひ最後まで目を通してください!
【まとめ】 1年間の仕事内容
身についたスキル・マインドセット
入社直後は会社のPR関連の仕事として、Instagram, Twitter, YouTube, Facebookなどの会社のSNS全般の運用・管理を行ってきました。
当時のInstagram, YouTubeの運用の柱としては、ともに働くインターン生が見て一緒に働きたい!と思うようなコンテンツの発信を意識していました。
一方で、FacenookはよりtoBのオーディエンスに届くよう、製造業関連、展示会、その他イベントの告知を行なっていました。
当時の私にとって難しかったことは、会社に入ったばかりで右も左もわからない中で、自分の会社をアピールする立場になったことです。
自分の短所・長所を聞かれて、しっかりと答えるのに自分の個性を理解していなければならないように、広報の仕事をする上で、自社が何を強みとし、どのような市場に対してどのような価値を提供しているのか深く理解する必要がありました。
そのような点で、自社理解を十分に深めるまでは初めのうちはとても大変でした。特にAIという自分にとって、未知の世界に足を踏み入れたため、学ぶことの方が多かったです。 (今でも毎日学びの日々ですが。。。)
一方で、今振り返ると入社してすぐ自社理解を深めたことでその後の仕事の幅も広がったと思います。
特に、現在行っている事業開発では、クライアントの抱える問題に対して自社がどのように問題解決の手助けができるか。といった焦点で新授業の提案を行っています。
相手の課題に対して提案するためには、課題認識を正しく行うことはもちろん、自社プロダクトの強みや、自社のもつ技術でそのようなことが解決できるか深く理解していなければなりません。
そのための基盤(=自社理解)がPRの仕事を通して培えたことは良かったと感じています。
また、PR・事業開発を通して培った力として、共に共通して、課題発見力があります。
発信内容のPVが伸びなかったのはなぜか?
顧客が抱える真の問題は何か?
といった
解決すべき課題がいくつもある中で、どの課題が一番に解決すべきものなのかしっかりと定め、優先順位をつける癖がついたと思います。
先日のミーティングでとても興味深いお話しがありました。
今まではどのように物事を解決するか (="HOW")に焦点が当てられ、そのための技術やアプローチがたくさん生み出されてきました。
しかし、その市場も近年飽和してきていて、似たような問題をどのような手段で解決するかでアプローチが多様化してきました。
そのため、そのような”一見便利に見える”解決策の中には”無駄”が多いのも確かです。
つまり、これからは『どのように問題を解決するか』="How" ではなく、『どのような問題を解決するか』= "What”がより重要になる。
ということです。
実際に、最近読んだ経済産業省が公開している「未来人材ビジョン」では将来必要とされるスキルの第一位として『問題発見力』が挙げられています。
このことからも、いかに解決する問題の焦点をどこに当てるかの重要性がわかると思います。
そして、正しい課題を定めることが出来たら次にすることは仮説思考です。
何がクライアントの課題なのか?という問いに対し、市場分析から仮説を立て、実際に収集したデータや、直接お話を伺う中で初めの仮説をブラッシュアップしていきます。
この仮説検証のサイクルを繰り返すことで、より質の高いパフォーマンスを効率よく行うことができることを学びました。
そして、今までの業務中に常に意識して来たことは「結論ファースト」です。
上記のような仮説思考をすればするほど、ここまで掘り下げたとか、こんなことも検証したんだと言いたくなるところですが、
全体ミーティングでは自分の行った仮説検証の結果、どのような答えを出し、どのように今後動くのかを第一に伝えるよう心がけています。
(まだまだ話が長くなってしまうこともありますが。。。)
自分が話を聞いていて、「この人話が長いな」と感じた時こそ、
どの部分が聞きたいことで、何が余分な内容なのか考え、
自分が話時はその気づきを意識して手短に話すようにしています。
最後に、インターンシップを通して学んだマインドセットを紹介して終わります。
一番の学びは、「質よりスピード」です。
今まではできる限り100%に近いクオリティを追い求めて何事も行う、いわば「完璧主義」のような側面がありましたが、インターンで常に意識してほしいと言われた「スピード感」にようやく慣れて来ました。
100%にするまで長時間粘るより、70%で即座に提出してフィードバックをいただいて訂正する方が、はるかに最終形態の質が上がることに気づきました。
その気づきから、仕事で一番意識することは「スピード感」です!(社内コミュニケーションツールSlackでの返信速度は誰よりも早い自信があります笑)
そして次に学んだマインドセットとしては、「いつまでもくよくよしない」ことです。
やはりインターンシップをはじめたばかりの時はできることよりも出来ないことの方が多く、常に落ち込んでいました。
しかし、落ち込んでいても何も始まらない!と気が付いてからはなんだか吹っ切れてどんどん挑戦して、むしろ失敗してそこから学ぼう!くらいの勢いになりました。
そういった意味でもRegiliece (回復力)がついたかな。と思います。
最後の他者観点というのは、常に「どのようにプレゼンテーション/提示したら、聞き手/読み手によってわかりやすいか」考えることです。
社内ミーティングなら、結論ファーストで話すことで要点を伝わりやくし、
企画提案・提示であれば、背景課題→概要→詳細となぜ提案内容がクライエントにとって意義があるのか。明確に伝わるような構成を意識するようになりました。
このように常に受け取る側の視点に立つことが必須だと学びました。
(当たり前のことですが、いざ意識してみると出来ていなかった部分です。。)
このようなことをこの1年間で培えたことは私にとって素晴らしい経験になりました。
そして、この記事を読んでいるあなたにも同じような経験をしていただきたいです!
もちろん初めは挫折ばかりで厳しい世界です。私自身まだまだ改善すべき部分がたくさんあります。しかし、弊社のインターンシップで何も学ばないということは100%ないです。
一緒に成長したい方、お待ちしています!
インターン生を募集しています!
みなさんとお話しできるのをお待ちしています!
執筆 : Yuka