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時間生産性を知らないなんてもったいない!

群馬県高崎市で美容室とドライフラワー専門店を経営しております
林本と申します。

今日は、時間生産性について。

以前客単価についてお話させていただきました。


時間生産性は、客単価と一緒に考えるべき大切な指針になります。

さて、時間生産性とは一体なんでしょう?

人時生産性とは、「人時生産性=粗利益高÷総労働時間」の計算式で表すことができます。 算出された人時生産性の数値は、どのくらいの労働時間を投入した結果、どのくらい稼ぐことができたのかを表す指標となります。 この数値が高いほど1人当たりの1時間の粗利率が高い。

そして、時間生産性とは、1時間あたりの生産性のことを言います。

いくら客単価が高くても、たくさんの時間がかかってしまっては
安い仕事になってしまうということです。

美容室は1分100円を目安に、その基準を下回らないようなメニュー作り
をしていく事が大切な指針です。

例えば、1000円カット 安いイメージがあると思いますが、
10分でカットが終われば、1時間6000円のカットと同じになります。

私の住んでいる群馬県のカット価格では、3000〜4000円のサロンが多く
5000円でも少し高いサロンになります、

4000円60分でカットをしたら 1分 66円
4000円90分でカットをしたら 1分 44円

平均すると1000円カットの半額近いカット料金になってしまいました。

このようにメニューの価格設定では、施術にかかる時間と、材料費、求める客単価を考慮して価格設定をしていく必要があります。

6000 / 時間 これが基準です。

それともう一つ。

誰でも再現性のある技術にする事。

自分だけが早くでき、お客様に喜んで頂けるメニューでは
意味がありません。
この記事を見ているオーナーさんや店長さんは、
他のスタッフより能力が高く意識も高いです。

サロンのトップの基準を平均にしてしまうとスタッフを雇用した時や
任せた時に予定していた結果と変わってきてしまうのです。

誰でも再現性が高く、多少価格が高くても
 欲しい!!」と
サロンのお客様が求めて下さる。
そんなメニューを作っていく事が大切です。

大切なのでもう1度言います。

客単価と時間生産性(1分100円以上)
この2つはセットです。