見出し画像

見えない敵を見える化する #コロナマーク を作りました【#ストップコロナ 】

見えないウイルスを、見えるようにするマーク

画像8

人々が嫌な気持ちにならずとも、自然と距離を取り合えるようになれたなら。そんな想いで #コロナマーク をデザインしました。きっかけは、ふと電車の中で見かけたマタニティマーク。「お腹に赤ちゃんがいます」と書かれたマタニティマークがあることで自然と席を譲れるように、コロナマークがあることで「今日は外出を控えよう」「せっかく飲み会に誘われたけど、延期を提案しよう」という流れにできたらと考えて制作しました。

コロナマークに込めた想いはこの記事の下部にまとめていますが、まずは先に全6種類のマークをご紹介します。LINEスタンプでもダウンロードしてお使いいただけます。

LINEスタンプ:https://store.line.me/stickershop/product/11313701/ja


コロナマークは全6種類(ダウンロードはこちら)

マークは6種類デザインしました。LINEスタンプを購入しなくとも、下の画像を無料でダウンロードしてお使いいただけます(グッズやポスターなどに二次利用okです)。

画像1

コロナマーク1 / STOP CORONA

画像2

コロナマーク2 / STOP CORONA smile

画像3

コロナマーク3 / cough / せき・くしゃみ

画像4

コロナマーク4 / have a fever / 熱っぽい

画像5

コロナマーク5 / runny nose / 鼻水が出る

画像6

コロナマーク6 / chronic illness / 基礎疾患・高齢・体調不良

【ハッシュタグ】 #コロナマーク #coronamark #ストップコロナ #stopcorona

(タグをつけてSNSで拡散していただけると幸いです…!)


コロナマークグッズ(バッジ・キーホルダーなど)

また、オンデマンドグッズ制作サービスの「SUZURI」と「BOOTH」からバッジ・ステッカーなどを購入できるようにしました(制作者の利益は100円で、ほとんどが製造原価になっています。収益は寄付等に充てさせていただきます)。


画像7

缶バッジ・ステッカー / 取り付けて意思表示

画像9

エコバッグ / 食糧を買いに出かけるときに

画像10

サインスタンド / 店舗の入り口などに

画像11

うがいコップ / うがい・手洗い・忘れない

オンデマンドグッズ制作サービスとは:オンライン上で注文を受けた時点でグッズを受注生産し、購入者に直接届けるサービスです。手元に届くまで多少の時間がかかりますが、なるべく対面しない方法を考えてオンデマンドサービスを利用することにしました。
一点あたりの制作者利益は100円に設定していますので、価格のほとんどは商品原価になります。収益は新型コロナウイルス関連の寄付等に充てさせていただきます。

SUZURI(バッジ・エコバッグ):https://suzuri.jp/corona_mark

BOOTH(キーホルダー):https://corona-mark.booth.pm


コロナマーク制作のきっかけ

いよいよ新型コロナウイルスの感染者が日本でも増えてきました。まだ多くの日本人が「自分は感染しないだろう」という認識から、普段通りの生活を送っています。その様子はYOUTUBEで世界に流れ、批判を浴びています。

私自身、感染者が少ない地方に住んでいて、カフェや居酒屋でお友達と遊んでも問題ないだろうとつい昨日まで思っていました。ところがある日お茶に誘った友人から「こんな時だし集まるのはやめよう」と提案され意識を改めました。

もし自分も感染者だったら」という意識を常に持つことが大事だと気づいたと同時に、それでも営業している日本のカフェ、居酒屋、パチンコ屋、雑貨屋、そして職場。ヒアリングすると、現場で働いているアルバイトやパートの方は「感染予防のために休業にしたい」という思いがあるのに、会社の方針で出社しなければいけないケースも多いことがわかりました。イギリスのジョンソン首相のスピーチのように、国を挙げて方針を示すことのない日本にモヤモヤが募っていくばかりでした。

そんな時、電車の中で「おなかに赤ちゃんがいます」と書かれたマタニティマークがふと目に入りました。"もし自分が感染者だったら"、妊婦さんに新型コロナウイルスをうつすといけない。マークを目にしたことで、なるべく離れて座ろうと自然と思えた自分がいました。そこで #コロナマーク を思いつきました。

仕事や友人が好きでも、今は自粛を選ぼう

新型コロナウイルスとの戦いは「人vs人」ではありません。「ウイルスvs人類」なのです。

・心の中ではリモートワークに踏み切りたいと思いながらも、会社の方針で出勤せざるを得ない

・友人との食事やイベントを断りにくい / 嫌われるのではないかと不安

・必要最低限の食料を買いに出かけているのに、不必要の外出をしていると思われたくない

今はこういった「心の声」が見えにくい状態になっています。私たち日本人は、周りに同調しがちな性格です。しかしそれは決してネガティブな性格ではなく、人に気遣い・思いやりができるということ。逆手にとってこのマークが広まれば、無理せずに自粛をしようという世論に変わっていくのではないでしょうか。

そして忘れてはならないのは、例え新型コロナウイルスに感染したとしても、その人自身は悪くないということ。近い将来、日本でも医療崩壊が起こり、陽性か陰性かの検査もままならなくなってしまう時が来るかも知れません。咳や発熱があっても、人々の生活は続きます。冷静に考えましょう。体調不良の方とは2m近い距離を取る、その方が触ったものは除菌するを徹底すれば良いのです。

「自分は今どんな健康状態であるか」を見えるようにしておくことで、咳が出ている人にはマスクを譲ろう、体調が悪い人は早退を認めようなどの優しさも自然と生まれてくるかもしれません。

最後に、このアイデアは「私の誘いを断った友人」にヒントを得て昨日思いつき、1日で突貫工事でリリースしてしまいました。アイコンの表現や英語力など、色々と至らない部分があるかと思いますが、ご意見をいただきながら修正していけたらと思っております…!

幸い日本は欧米ほど新型コロナウイルスが蔓延していない状態です。ここ1~2ヶ月、お花見・飲み会・打ち合わせなどを控えれば被害はグッと抑えられます。日常のコミュ—ニケーションの中で #ストップコロナ が自然に言えるようになることを願っております。

また、私は本業でデザイナーをしており、今自分ができることは何かを考えて #コロナマーク を制作しました。様々なデザイナーが、それぞれの #コロナマーク を作ってリリースするような活動になればと考えています。

【活動にご賛同いただけましたら、ぜひシェアをお願いします】

twitter:@covid19_mark

あとがき:制作者は感染症防止の専門家ではございませんので、マークに関してご意見・ご指摘をいただけますと泣いて喜びます。現在配布/販売中のデータも間違った見解があれば随時修正して参ります。本業の合間、夜間に更新をしていることをご了承ください。

連絡先:covid19mark@gmail.com

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集