スパルタ教育?
今日は祝日で保育園が休みなので、いつものように長男を連れて公園に行きましたが、急に暑くなり、陽射しが厳しく、父も子も汗だくになって公園で遊んでいました。
いつもは滑り台とブランコで遊び、あとは公園の周りの草花を見たり、蟻の巣を観察したりすることが多いのですが、最近は吊り橋のような遊具に挑戦しています。
遊具と遊具を繋ぐ長さ2メートルくらいの小さな橋で、地面からも1メートル程度しか離れていないのですが、短冊状の木の板が鎖で繋がれていて、作りは山峡に架かる吊り橋そのものであり、容赦無くゆらゆらと渡る者の足を竦ませます。
長男は用心深い性格であり、リスクは極力回避する傾向があるため、予想通り吊り橋を渡ろうとしません。しかし、私は、生きるとはリスクを引き受けること、ということをしっかり教えんがため、長男を無理に渡らせ、橋の途中で「もうだめ」と泣き顔になっても、頑張れ頑張れと激励し続け、最後は四つん這いで対岸に飛び込むようにしてなんとか渡り切ると、よくやったと思い切り褒めています。
公園からの帰り道は、ベビーカーから下ろし、できるだけ歩かせるようにしています。途中、何かに躓いて転んで肘を少し擦りむき、大声で泣きましたが、決してベビーカーには乗せずに家まで歩かせ続けました。
妻や義母からは、ずいぶんスパルタ教育だねと少し心配されましたが、今のうちにリスクを恐れず、痛みに耐える心持ちを作っておいた方が、子供が生きるのに後々楽になるという信念はあります。
第一、本場の古代ギリシャのスパルタ教育はこんなものではありません。なんせ、少年のうちにヘイロタイ(奴隷)を殺すことを強要して、戦争での人殺しに慣れさせるようなことをしていたのですから・・・軽々しくスパルタ教育とか言いたくないです。
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