賢い遠距離恋愛生活
こんにちは、鳥の巣です。
私は今パートナー、通称推しと一緒に韓国に住んでいますが、この生活を手に入れるまでには色々な苦労がありました。
なんていったって、遠距離恋愛!これがとてもとても辛かったのです。(辛いって書くと、毎回からいって一回読んじゃいます。どうでもいいけど。)
今だから、なんだか笑えちゃう話ですが、とにかくほんとーによく泣いた1年間でした。
みんなの悪気のない軽いジョークが刺さること、刺さること。(母に、さすがに悪気あるだろ?それ、と言われたが)いくつかご紹介します。
👩:え?遠距離なんだ、私半年で彼氏が浮気してて終わったよ〜とか。
👨:次会う約束してないの?別れるフラグじゃん!とか。
👧:まぁ、こう言ってる今だって、彼氏が本当に何してるかなんてわかんないじゃん?とか。
終いには、叶姉妹のラジオで恭子様が遠距離恋愛の相談にのってて、
🌹👸👠:「相手様にパートナーがあなたしかいないとは限らないじゃないの?」
とか言うのを聞いて、おいおい泣く始末。
PMSとかと重なった日にはもう、大変です。同僚が彼氏と同棲していると聞けば、この人は帰れば彼氏に会えるんだ、私は会えなくて辛いのに!とか、今日は推しが好きって言ってくれてない!イモティコン(LINEスタンプみたいなやつ)だってハートついてない!もう冷めたんだ!とか、ありとあらゆる不幸の種を見つけて大騒ぎです。
お祭り騒ぎで1番大変なのは、もちろん推しです。でも基本的に電話で泣いたりしたら、なんか普通に恥ずかしいので、ツンとしたりしてしまいます。
それでもなんやかんやで1年遠距離恋愛を続けられたコツ(?)みたいなのがあった気がするので、記録していきます。
まず大前提として、推しは死ぬほどマメです。と、いうかおそらく韓国人男性はみんなマメです。連絡しない日などありません。本当に全て教えてくれるし、全て聞いてきます。その大前提を踏まえて、です。ご了承ください。
・写真を送り合う
オススメ度☆☆★★★
正直離れていると共通の話題がなくなってくる為、報告が業務っぽくなってしまうんですよね。今日仕事忙しかったよ、お昼はラーメン食べたよ豚骨だよ、今日は髪の毛切りに行くよ、とかそんな報連相!って感じになっちゃうことが多かったのが少し気になったので、お題を言って写真を送ってもらったりしました。
例えば、「美容院に着いてこれから切られますよっていう感じの気まずい写真ください!」みたいな感じにリクエストして、切り終わったらテレビ電話で見せてもらう、そんな感じ。
ですが、「写真忘れたわ、ごめん」とか言われた日には、自分でも驚くほど悲しくなり、これは遠距離を続ける命綱の様なものなのに!それを忘れただ?あ?となり、少し強めに推しをエアーでどつきました。
・一緒に映画を観る
オススメ度☆★★★★
最近は本当に遠距離ライフを気軽に楽しめるコンテンツがたくさんありますよね。そう、オンラインで繋いで一緒の映画を観るんです。始める前は、何だかちょっと面白い感じ(ロマンチックにはならない)だろうなあと思っていましたが、意外とこれが良かったです。
何だか同じ”時”を共有している感が結構あり、共通の話題にもなるので、とってもオススメです。ただし、これにはデメリットがあります。
例えば、何か言おうとすると、いちいち映画を止めて「ん?なんて?」みたいな感じになるので、本当の映画好きや、初めて観る映画とかはあまりおすすめ出来ません。
また、電波が悪いと最悪です。映像は乱れるし、声が遅れて聞こえて、無視されたな?と思い、電話で無視すんな!!!!とマジギレしたことがあります。(可哀想な推し、、)
・次会う日を決める
オススメ度★★★★★
そう、もうね、普通に会うのが一番じゃないですか。でもなかなか会えないのが遠距離恋愛ですよね。そんな先の予定とか分からないし、約束出来ないし、と思って「早く会いたいね」「うん、会いたいね」と最初はやっていたのですが、その内、「ねえ、マジで会う気あんの?」と、不安が怒りに変わっていってしまうんですね。不思議。
なので、私達は会う日をもう決めてました。なんなら飛行機も取ってました。会う日が決まればそれまでにダイエットしよ〜とか、可愛い洋服欲しいな〜とか、具体的な”その日”に向けて楽しめるようになりました。
夏休みや有給を全て私の為に使ってくれる推しの本気度が、今冷静になればわかるのですが、(もちろん私も推しの為に使ってますが)具体的な目標もなしに、チュキの気持ちだけで乗り越えるのは私にはとても大変でした。
そして最も大事なことは、
・この遠距離恋愛をいつ終えて、近距離恋愛にするかを具体的に話す
オススメ度MAX★★★★★★★★★★
です。
結局、ゴールがどこかも分からずに走り続けるのってすごく難しいと思うんです。何が目標で、いつまで走るのか、そういうことをとことん話し合う。
話し合って、仮の目標を立てると、おのずと必要なもの(お金とか、誰の許可がいるねとか、仕事とか)が分かってきます。
遠距離恋愛を始めてまだ間もない頃に、推しが不動産のページを画面共有しながら調べて見せてくれたんです。そうなると一気に想像が広がります。こんな感じの間取りがいいね、とか、家具はこんなのがいいなとか。
そうやって泣いたり笑ったり汗かいたりどついたりして乗り越えた遠距離恋愛生活があったからこそ、今の生活をすごくありがたく思うし、多分ラブラブなんだと思います。(ラブラブなんだと思いますって書くの冷静に恥ずかしいな)
遠距離恋愛してる、してたカップルって何だかラブラブな人たちが多い気がするんですけど、きっと「はああ、こんなにずっと一緒にいられるの幸せええええ」のマインドですよね。わかります。
遠距離恋愛でたくさん泣いていたあの頃の私の様な人がきっといて、そんな人に届いたらいいな、と思って書いてみました。なんちゃって////
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