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アクセシビリティ・鑑賞サポート・未開の議場2023

まずは嬉しいことから
昨日11/3の全観客のうち10%が、なんと未開の議場2023で準備した様々なアクセシビリティのサポートを利用してくださいました!

伝わるかな、立てられたタブレットの数々!

元々企画段階でこの日に絞ってアクセシビリティ、鑑賞サポートデーにしようか、なんて言ってたんですけど、結局パラブラさんのご協力により全ステージタブレットお借りできたので、全ステージにしましたが、当初予定してた11/3に本当にたくさんの方が来てくださって、そしてすごく喜んでくださった表情をみれたことが物凄く心が熱くなりました。
導入を決めてよかった、まじで。

まだ、終わってません
全然終わってないんですけど、あまりに学びと感動が多いので
とりあえず今段階で思うことや経緯について
つらつらと。

ちなみに公演はあと4ステージ
11/4 13:00,18:00
11/5 13:00,17:00

さて。
そもそも「アクセシビリティ」に着手した経緯としては
色んな所でも話してるからここでは簡潔に言うと、去年劇作家協会が主催した「戯曲からはじまるアクセシビリティ」という企画に役者として参加させてもらったことがきっかけ。
この時に、当事者の方々に物凄く喜んでいただいて、それが本当に嬉しくて。それで取り組みたいなと思ったんです。

だから「誰かのため」ってのが始まりってより
本当にシンプルになにより自分が嬉しかったから、喜んでもらえたことが。
だから物凄くウィンウィンだなと思って始まったんです。

でもまあ、始まってみるとなかなか難しい。
特に難しかった点は
「資金」
「集客」
です。

「資金」に関してはチケット収入だけじゃそもそも赤字っていうか俳優に渡るお金はほぼないから、助成金やクラファン、グッズに頼らなくてはいけないんだけど、助成金の鑑賞サポートに使えるお金の上限がすごく少なかった。
なんでだ…?
これが本当に難しかった。
そのため、出来ることを役者たちでギリギリまでがんばった。
特に毎日少しずつ寄せられる字幕の改善点に即座に対応して更新してくれているユッコちゃん、啓太に大感謝。
本当は手話があった方が、本当は本編中も音声ガイドがあった方が、本当は介助員がいた方が、本当はリラックス公演のように声を出してもいいステージがあれば、もっともっと良かったんだろう。
でも、
「できることからでいいんですよ。」
という先人たちからの言葉を胸に進んでます。

また改めて終わってからお話しますが、とにかく昨日たくさんのご利用があったことが嬉しくて。

残りステージ、実は字幕タブレットのご利用めっちゃ少ないんです。なしの回もあります。
もしご興味ある方は、もちろん本当に必要とされている方が優先ではあるのですが、数に余裕がある限りは体験してみたいという方には使ってほしいです。
今回の試み、サポートの意味合いとともにもっと広まってほしい、知らなかった人に知って欲しいという気持ちもあるので、是非ご興味ある方は

mikai2023.heart@gmail.com

まで、字幕タブレット興味あります、とお問い合わせ頂けたら対応しますので(上演時間やその前後は返信遅れちゃいます、すんません。俳優たちで全部運営してるので…!)是非お声掛けくださいね!

それでは今日も、最高に楽しい演劇やってきます!

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