人と一緒に創作すること
コロナ禍を経て、より一層ひとり芝居に気持ちが傾いていた私ですが、先週は柿喰う客の七味まゆ味と深谷由梨香とのユニット「うんぽこ☆ぷっころみん」のこども演劇公演をし、
未開の議場2023のプレ稽古を終えて、信頼おける仲間と一緒に創作するのは楽しいなあと、心がぐーっと満たされる感覚があるのでした。
今回は新しいバージョンで対面で初めての読み合わせ。分かってたけど、やっぱめっちゃくちゃに面白いな、この作品。
10年前の初演、この舞台観て号泣したことを思い出した。
登場人物の主張がぶつかるんだけど、みんな悪くはなくて、その相容れなさが切なくて、「なにが正しいんだろう」と、当時大きな葛藤と悩みの中にあった自分には刺さりまくった。同じ話ではなくても、自分の身の回りに置き換えられ、心がちぎれそうだったし、ワセリンを塗ってもらえたような気もした。
チラシの表面に「それぞれの正義、それぞれの現実」って書いてあるんだけど、本当にこれなんだよ。
10年経っても色褪せない話。
たくさんの人に見て欲しいなあ。
のに、うまく拡げられてません!
どうやったらこのお芝居の魅力をもっともっと知らない人に届けられるんだろう。
宣伝してるんだけど
宣伝だからって流されないように伝えるためにはどうしたらいいんだろうなあ、ってなんか大学生の時みたいに悩んでる。
ああ、見て欲しいなあ。
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