トムソンテクニック無料公開 「ネガティブ ディアフィールドの施術手順」 パートB
こちらは前回に引き続きの回になります。
「パートB」を読まれる前にぜひ、「パートA」をご一読ください。
↓こちら↓
・これから治療家を目指そうとしている方。
・すでに治療家で、もう一つ施術の引き出しがあると良いなと思われている方。
・これからトムソンテーブルの導入を検討している方。
・トムソンテクニックに興味があるんだけどなーと思っている方。
このような方々に届いてくれると嬉しいです。
ひとつの参考までに!
日本一わかりやすいトムソンテクニックの参考書を目指して書いていこうと思っています。
トムソンのカテゴリー分類というのは、頚椎から施術するべきか骨盤から施術するべきかなどを脚長差(左右の脚の長さの差)の検査結果をもとに5つに分類しています。
前回は簡単に大まかな手順のみを紹介させていただきました。
カテゴリー分類については以下をご覧ください。
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パートBの手順は以下になります。
パートB
12.パートAで曲げていた足を伸ばし、反対側の足を曲げる。
13.施術者は施術部位と反対側に立つ。
14.(tissue pullを確認)コンタクトハンドで鼠径靭帯上に手のひらが来るようにコンタクトする。
15.コンタクトしていない方の手は曲げている膝を支える。
16.ドロップテーブルをセットし3回ドロップさせる。
17.足の長さが揃っているかダブルチェック。
では、順を追って説明していきます。
12.パートAで曲げていた足を伸ばし、反対側の足を曲げる。
パートAの時に曲げていた足と逆の足を曲げてもらいます。
お腹の筋肉や靭帯を弛ますという目的もあるので、膝が痛くて曲がらないという方がいた場合はそれを指標にしていただくといいです。
13.施術者は施術部位と反対側に立つ。
施術者は上の図のように立つようにします。
14.(tissue pullを確認)コンタクトハンドで鼠径靭帯上に手のひらが来るようにコンタクトする。
該当する足を曲げた状態で鼠径靭帯にコンタクトします。
パートBでは、ネガティブディアフィールド(右)の場合は左足を曲げ右手で右鼠径靭帯にコンタクトします。反対にネガティブディアフィールド(左)の場合は右足を曲げ左手で左鼠径靱帯をコンタクトします。
該当する手の平(上右の赤丸)が、鼠径靱帯(上左赤ライン)にかかるようにします。
コンタクトする際は皮膚のあそびがないようにしっかりとコンタクトします。
15.コンタクトしていない方の手は曲げている膝を支える。
16.ドロップテーブルをセットし3回ドロップさせる。
17.足の長さが揃っているかダブルチェック。
うつ伏せになってもらい足を伸ばした状態及び、90°に足を曲げた時にきちんと両足が揃っているかを確認する。
長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
ネガティブディアフィールドは「パートA」と「パートB」の2段階構成となっています。
ネガティブディアフィールドをしっかりと施術できるようになると、施術後患者さんが歩かれる際、腰回りや足回りがかなり軽く感じるはずです。
ぜひお試しください!
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