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「ドラマ25時赤坂で」に感じる"違和感"とは
ねぇ、私がこの作品で書いたnoteは何作目になるんだろうか。ちょっと数えてないんだけど、こんなに書くとは思ってなかったわけで・・・もしかしたら最後になるかもしれないね。
だからちょこっと気持ちが入りすぎて長くなってしまったよ。時間のある時にどうぞ。
さて、11/29にドラマ25時赤坂での円盤が発売になった。おめでとう!ありがとう!
noteだとこのテンションでやらせてもろてるけど発売日をカウントダウンしてもぉ~いくつねると♪状態で待ってたわけ・・・
そしたらインライもラジオもあって何だこの供給は!?え、グッズ発売、え、放送が終わってから半年が経ってからのグッズとは?うん、何用?
続編用?
映画化用?
といぶかしんでる私です。
まぁ今日はそのグッズが何用かはいったん横に置いといて・・・なんでこんなにこの作品でnoteを書かなくてはならないと思ったのか他の作品とは違うどこに”違和感”を感じたのか赤裸々に書きたいと思う。
ホントは円盤を観て昂った萌え萌えポイント100選とか書こうかと思ったんだけど、それだったらXでポスした方がいいんじゃないか。
私の持ち味は考察なんじゃないかと思ったわけ。
そんなわけで今日も通常営業で行かせていただきます。今回も俳優様に対して書かせてもらってますので、あしからず。
主演2人との出会いはこれで書いてるので省略する
この時からの2人に対しての思いは相変わらず変わっていない。このビジュアルで演技がとても上手な2人がこの作品であさゆきを作り上げてくださったことに感謝をしてもしきれないほどで、ありがたき幸せと思っているのである。
他の作品との違い
さて、さっそく”違和感”の話に行こう。
私がメイキングカメラでとらえた2人を観て出た初めての言葉は「え、初日から仲良しだね」だった。だって巷では〇仲説が出てるぐらいだということを知っているし、初日は緊張するものだと思うけど、きいたくんが新原くんのパーカーのチャックをふざけて開けたりするのを観て、なんだじゃれあっているぐらいくだけてるなと安堵する・・・
うん?安堵する?今までBLドラマをも観ていてこんなことを思ったことがあっただろうか・・・いや無かった。
どうしてもその点で私はこの作品に"違和感"を感じていた。
今まで見てきたBL作品では、作品が始まる前から2人の挨拶2人の仲良しこよし動画×5ぐらいがあって私たちをその作品の世界にいざなってきた。作品中はSNSでお互いがコメントをしあったり、仲良さを前面に押し出したりする。いわゆる腐売りである。これが悪いとかいうことではなく、通例としてこういう流れの売り出し方をすることが多い。
こんなことを書いといてなんだが、もれなく私も大好物である!がそれはいったん置いといて・・・
通例はみんなが安心する。結局みんな基本のきの字が好きだし、皆が大好きなものが王道である。だから長いことその流れでやってきたし、それがヒットの近道であったんだろう。だからほぼこの流れで売り出せば喜ぶと思われていて、私たちも嬉しい。WinWinだ。
ここで25時の方に時を戻そう。
そう、みんなが気づいたようにドラマ25時赤坂ではこの流れがほとんどそれが無かった。ほぼ皆無と言っても過言ではない。お互いの呼び方も苗字にくん呼びさん付けのよそよそしさとか、インライを4人で行う珍しさとか、2人インライでやってもなんか素っ気なく見えるきいたくんとか。
なぁんかそこに"違和感"を感じる
他の作品とは違う
好き
でも違和感・・・
引っかかる
考察する
沼る
と私はまんまと落ちてしまった
皆が〇仲に思えてしまうことがどうしてもこの作品が伸び悩んだ原因だったんだろう。
それは私もわかっている。
なぜ王道の腐売りをしなかったか
私が考えるに、第一に原作者の先生の想いを大事にした点である。
詳しくはメモリアルブックに書いてあるが、原作者の夏野先生はこの作品がドラマ化されるに当たって俳優さんの尊厳を損なわないようにと骨を折ってくださった。どうしても作品の内容として芸能界の俳優同士のお話であり、性的描写が多い作品であることから、中の人といかに切り離して考えられるかということと、俳優さんの為にインティマシーコーディネーターとLGBTQ+インクルーシブディレクターを付けてほしいという話をしてくださったのも、夏野先生である。
ここまで原作者の先生が考えて、それに同意する製作者側が居て、初めてこの作品が出来上がったということになる。
読んでない方がいらっしゃったら、詳しくはこちらを読んでもらいたい。とても読み応えたっぷりでお値段以上〇〇〇♪ぐらいお値段以上である。
https://www.tvguide.or.jp/news/news-2927294/
第二に今回テレ東さんが4人での売り出し方を模索してたという可能性もあると考えられる。記者会見やインライが4人だったということもこの作品の珍しさである。この作品は4人を打ち出していこうと!ビジュアルコメンタリーも4人だし(まぁあれは名場面集をみんなで観ようの回だけど)もちろん4人が集まるとおもしろいし、4人兄弟のわちゃわちゃな日常を垣間見れるようで楽しい。そんな作品を出してほしいぐらいだ。
たださテレ東さん?!待ってくれよ。
4人で売り出す気持ちがあるんだったらやまさくグッズも出してくれ!!!4人で売り出すんだったら必要不可欠でしょう!?!?
・・・それだけが不思議ポイントである。なぜ出さなかったんだ!?いやきっと次回だよね。待ってる。待ってるよ。私はまだ諦めてないからね。
ちょいと補足でインライで素っ気ない感じのきいたくん問題だが、これは6話までは白崎のターンで7話から僕のターン発言のようにあまり感情を出さないようにしていたのかなとも思う。なにしろ始めは役のために新原くんと距離を取るようにしていたぐらいのきいたくんなので・・・いやそうかもしれないしそうじゃないかもしれない。だって私はいつまでたってもきいたくんのことはわからない。わからなさすぎて全くわからないのだ(は)
なのでその辺は有識者さまが考察してくれるのではないだろうか(放り投げスタイル)
メイキングの感想
最初のメイキングの話に戻るが、そんなこんなで実は私は結構心配をしていた。”違和感”も積み重ねられると真実味を帯びてくる。
今や2人は夫婦漫才のような掛け合いも見れるほどいい感じになってきたけれども、そんなロングメイキングだなんて最初の方なんてよそよそしい2人が映ってるんじゃないか!?大丈夫か!?(それはそれでなんか初々しくていいんだけど)
だからこそ初見の感想に戻る。私は安堵した。なぁんか仲良しだった。良かった。
tiktokできいたくんが新原くんを危険から守るように引き寄せる動画が出たときにそんな〇仲だったら絶対やらないわとは思ったけれども、メイキングでは落とした帽子を自然にかぶせてあげるきいたくんとか、相変わらずいじめるのが好きなきいたくんとか(これは新原くんがいじっても大丈夫な人と判断してやってるんだけど)なぁんかそれが2人の自然な姿で、もうあの2人には信頼感がそこに合ったという事実に私はそれだけで嬉しくなる。
あぁそうに決まってるじゃないか。
だから2人ともお勧めシーンが辛いシーンなのだ。時間をかけてより一層気持ちを入れてこのシーンをスタッフ含めみんなで作り上げたっていう二人の俳優魂が表れていた。
きいたくんの「2人で乗り越えた」という言葉にすべてが詰まっていた。
普段の2人のこと・・・
もともと人見知りのきいたくんとコミュ力抜群だけど礼節をわきまえてる新原くん
一生新原くん呼びのきいたくんに合わせて駒木根さん呼びから最終的にはかろうじてきいたくん呼びにできた新原くん
基本聞き役で赤坂の現場では聖徳太子ばりに話を聞いていたきいたくんと一度ギアが入ると爆しゃべりが止まらない新原くん
一人の時間を大事にしてるといいながらLiveに行ったり友達が多い印象のきいたくんとコミュ力愛され力抜群なのに赤坂のみんなと会ってなさ過ぎてあれ俺友達少ないかもとかいう新原くん
その場によって役割を変えられるきいたくんと一生かわいいポジの新原くん
いじってもいい人認定するといじりが止まらないきいたくんとどんなことでも対応してくれる新原くん
最終的にはふざけだすと一向に止まらないきいたくんの対応の仕方がわかってきた新原くん
2人はこぉんなに違いすぎておもろい。
だからさ、次回共演はバディものでお願いしますよ。テレ東さんじゃなくてもいいからさ(小声)
まとめ
はぁ、結局"違和感"を感じたからこそこの作品の沼に私はどんぶらこっと引き摺り込まれてしまった。王道ど真ん中の売り出し方じゃなくてもここまで引き摺り込まれてる人が居るという事実がここにある。とか言いながら、なんだかんだ作品の内容は最終回の最後の最後で結ばれるど真ん中王道ストレートだったねっていう話は結構面白いと思う。
2024年は8割方この作品で私の頭はいっぱいだった。もしかしたらもうnote書かないかもしれない。なぁどうしてくれるよ2025年。
最後にやっぱりグッズとファンミの話に戻るけど(まだあるのとか言わないで)メモリアルブックで江川さんが2巻は映画の話なので(中略)予算も必要と言っていた。
ねぇそうゆうことなの?それだったら喜んで積ませていただきますけどもね!!!!!まぁ、これはただの赤坂ファンの戯言だけどさ・・・ねぇ映画化してくれてもいいんだよ??シーズン2でもいいけど大画面でも観たいよ(強欲)
もしその時がきたら・・・
私の”違和感”は間違いなかったなって言ってドヤ顔をしようと心に決めている。
2024.12.8 いつまでも赤坂民 ころ