ちょうどいい長さのTRSケーブルが欲しいのをどうにかする話
こんにちは。
Navy Springsのギター、瀬田コルネです。
今回はタイトルにある通り、マルチエフェクターなどのEXP端子に繋ぐTRSケーブルのお話です。
去年の話ですが、BOSSのMS-3を買いました。
マルチエフェクターとスイッチャーが一緒になった、という便利アイテムですね。
これについてはもうさんざん色んな人がレビューしてるので書きませんが、個人的にはかなりオススメ出来る機材です。
使いたい歪みなどの他のエフェクターを、ユーザーの自由に入れ替えられる、というカスタマイズ性ですね。
して、これにはEXP端子が付いておりまして、それを使うとたとえば
・フットスイッチを増やし、同一パッチ内でやれる事を増やすとか、バンクの切り替えとかに割り振る
・ワウとかボリュームとかをペダルで操作する
という事が出来るようになります。
便利ですね。
BOSS公式からも色々その手のアクセサリーが出てます。
ですが、ここで一つ問題が。
それは「TRSケーブル、ボードに組むには長すぎ」という問題です。
長ければ長いだけまとめる手間がありますし、重さもあります。
畳一畳分!みたいなボードでもない限り、1mもいりません。
しかし、TRSケーブルを調べると大体1mとか短くとも50cmとか、それくらいの長さしかありません。
「隣り合った筐体を繋ぐのに50cmのケーブルを使う」というのも馬鹿馬鹿しいですし。
困りました。考えました。閃きました。
という事で以下です。
これは「イヤホンジャックとかによくあるサイズのプラグを、エフェクターによくあるサイズのプラグに変換する」というものです。
これと「AUX INとかに繋ぐためのケーブル」を組み合わせたら操作出来るのでは?という目論見です。
富士パーツ Fuji Parts AD-712 [ステレオミニケーブル L型ステレオミニプラグ-L型ステレオミニプラグ 0.3m] https://www.yodobashi.com/product/100000001001162958/
こんなやつですね、ケーブルの部分は。
30cmしかないんですよ。無駄がない。
試してみました。
操作出来ました。
BOSSのEV-30とFS-7で試しましたが、どちらも問題なく使えました。
おまけにケーブルは細く短くなって少しだけ軽量化。
それを踏まえて新しく組んだボードがこちらです。
変換プラグの分、少し奥行きが必要になりますが(普通のと比べて1cm弱程度余計に必要)、それのおかげでパッチケーブルとの干渉は考えなくて済みました。
注意点は「ケーブル、プラグのどちらもステレオ対応のやつを買う」くらいでしょうか。モノラルだとチップとスリーブだけなので。
これは是非とも提唱したいライフハックですね。
「長さが無駄」「なんでもっと短くならねえんだ」と考えてる人は少なくないと思うので。
ただ、今回はたまたま上手くいきましたけど、もしかしたら上手くいかない機種もあるのかもしれません。
「家にこういうケーブルとかプラグとか余ってるんだよな」みたいな時には是非とも試してほしいですね。
では今日は以上です。
それでは、これを読んだ皆様がより良い機材に巡り会えますように。