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LOCK-ITのストラップについて

※この記事は私が以前Bloggerに投稿していたものに加筆、修正を加えたものです。

おはようございます。
Navy Springsのギターボーカル(仮)の瀬田コルネです。

第2回の今回は、使っているギターストラップについて書きたいと思います。

さて、珍しいものが好きな私ですが、その一方で実用的であるかどうか、というのも使うアイテムを選ぶのに大切だと思います。
私はメッチャ大切だと思います(2回言った)。そういうところも重視します。
で、ギターを始めたばっかりの頃(この記事を書いた約1年前ですが)に、どんなストラップがあるのか色々調べました。
そういえばこれはあるあるだと思いたいのですが、Levy'sとLevi'sを混同してました。ジーパンは作ってねえんですよ。
「程よく面白みのあるデザインならまあいいか、でもなるべく使ってる人が少ないのがいいな」と思いながらデジマートを眺めAmazonを眺め、実店舗を見て、というのを繰り返していたら見つけたのは、Levy'sでした。初のギターストラップですね。

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理由は「幅が程よく広くてレスポールタイプ(1本目のギターは白いレスポールカスタムタイプだったのです)を吊ってても辛くない、深い色のタータンチェックがメッチャカッコいい」でしたね。
で、実際付けてみたところ、メッチャカッコよかった。
しかし問題がありまして、「着脱にものすごい時間かかる」。慣れてないのもあるんですが、着けるのに片っぽだけでも長い時は2分とか格闘しないと着かへん。
「これはもう、ちょっとアレだけど着けっぱなしにするしかねえわ」と思いました。

それで済んだら話が終わるのですが、少し経ってから2本目のギターを生やしました。
2本目はATELIER Zのストラトタイプ、L.E.S.ⅡのSSH仕様です。

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(購入当時のLESⅡ。濃藍と呼ぶ事にした)

そう、ギターのボディーのサイズが違うのです。
「ストラップを着けたままギグバッグに入るかな?」と試したところ、入らねえ。ストラップが着いてなければ入る。

なんでや、レスポールの方が嵩張りそうな見た目してんのに!と思いながら、諦めて取り外して入れよう、と決意したのです。

さて、そこから少し時間が経って、同じバンドのメンバーとスタジオに行こうという話になりました。
どっちを持って行こうか、と悩んで、「新しいギター試したいでしょ」というお言葉をもらったので、ストラトをギグバッグに突っ込んで。
いざスタジオでストラップ着けようとしたら、まあ入らん。なんでや。やたら格闘しても入らん。
今思うと当然ですけど、ギターが違えば、ストラップピンの径も違うんですよね。家で着けた時はたまたまするっと入ってしまい、しかも着け外しはほぼ全くしてない。慣れもへったくれもない。
そんな訳で、5分だか10分だか、それくらい格闘してようやく入りました。
その時、私は誓ったのです。
「もっと楽に着け外し出来るやつを買おう」と。

それからはまた再び調べものですね。あーでもないこーでもないと探しながら、「ロックピン」というものがあるらしいと行き着きました。
「でもなあ〜、本体に手を加えるのは怖いしな〜」、「ストラップの方にロック機能が付いてたら楽なのにな〜」と思っていました。
探したら見つかりました。それがLOCK-ITでした。いやもう既にちょっとした短編くらいの文字数だな。

ようやく本題です。
そう、このストラップの最大の特徴は、「ストラップピンに着けるパーツ自体にロック機構が搭載されている」という事。
正直性能に関しては使うまで半信半疑ではありましたが、まあ最悪の場合はどっかの酒の席で愚痴にしようと思って買いました。Amazonでした。
怖い事に、近場のお店に無かったので、試せなかったんですよね。
使ってる人が少ないからレビューもろくに無い。もう私の機材人生は、常にそういうのと付き合うしかない。私が先陣を切ろう。

で、最初。
「指で動かせるような固定パーツで平気か???」と思いながら、着けるのはスムーズ。両方合わせて30秒で着けられる。超楽やん。最初からこれにすればよかった。
で、恐る恐る、ちゃんと着いてるのを確認して、ギター下げたままちょっと跳んでみた。
もしこれで外れるようなら、演奏中は大人しく弾こう、そう思いながら着地。
外れない。
ちょっと大きめに跳ぶ。着地。
やはり外れない。
試しに小走りしてみる。
平気やん。
いやメッチャ丈夫やん。
幅もちゃんとあるから余裕。レスポールにも着けられる。余談だけどレスポール抱えて跳んだらボディーの角に肋骨えぐられて悶えた。クッッソ痛くてギターにちょっとキレた。


……しかし、これはもしかして、当たり商品では?
なんで国内に全然入ってへんの?
欠点といえば、まあちょっと主張の強めなロゴくらいだけど、他のところが良すぎて(個人的には)普通に許せるレベル。寧ろちょっとくらい宣伝させてくれ。
あと、ロック機構が嵩張るから「絶対に外さないとケースに入らん」。でも前述の通り、着脱はメッチャ簡単なので実質デメリットにならない。強いて言うなら、スタンドに立てる時にちょっと気を使うかな〜、って感じ。

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(ストラップの固定部分が固いため、ギターに着けっぱなしで置いておいても曲がらない)

あと良い所は「素材が3種類あって選べる」ってところ。
自分は綿のやつを買いました。
確かポリエステルと革が他にあった筈(革のやつ、ロック機構あるやつだっけ……?)。
綿にしたのは「あんまり滑らないでほしい」ってのと、好きな色が(その時は)綿にしか無かったから。紺色のストラップですよ、オシャレ。
今デジマート見たらポリエステルに同じ色のやつあるらしいですね。まあ別にいらんけど。いやしかし予備で持っとくのはアリか……?とは思う。
オーソドックスな黒とか、ちょっと珍しい茶色とかもあった気がする。まあそれも気になったら調べてください。

それから数ヶ月使ってるけど、特に異常はなし。思ってたより頑丈。ありがたい。
良いものだ……。

という訳で、「ストラップ着けたままケース入れたくないけど着脱めんどくさいな」「そもそもストラップ着けたままケースに入んねえわ」という人には是非オススメしたい、LOCK-ITのロック機構付きストラップの話でした。


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