『Love by chance』の好きなシーン ⑨EP.5 1/4～2/4

※ネタバレのみの記事です。未視聴の方はご注意願います。
EP.5 1/4の途中から

PondにからかわれたChompooが「本当に私のヒーローなんです！」と断言したあと、思わず顔を見合わせるAeとPete。Chompooの存在とその言動について、お互いに相手がどう思っているか、気になって仕方がないのでしょうね。

「ヒーローと思われたくてやった事じゃない。当たり前の事しただけだから」と言われたChompooちゃんのこの表情。女の子はこういう時、強いよねぇ。Chompooちゃんと相対しているときのPerthって、16～17歳くらいの実年齢のPerthくんにしか見えないんですよね。どうしてだろう？

「ずっと探してました。本当に好きだと確信しました」と捲し立てるChompooに引きつつ、思わずPeteの表情を確認するPond。この時点で、誰よりも、AeとPeteよりもAeとPeteの気持ちを解っているのがPondです。本当にこの場にPondがいてくれて良かった。Peteの顔が曇るのを見て、「俺がなんとかしなきゃ」って思ってくれるのが我らがPondです。ホント、良いヤツです。

Chompooに告白されて、思わずPeteの方に顔を向けるAeと、目を伏せるPete。Aeは、Peteが食堂に来てからは、Peteの事しか気にしていないんですよね。なのに、Chompooには上手く断れない。せめて「気になっている人がいるから、君の気持ちには応えられない」くらいの事を言えば良いのに。。。

わざと笑って、告白の真剣さを削ごうとするPond。この場をうまく収めるために奮闘します。AeとPeteの為に頑張っているのにねぇ。

まだAeに疑われ続けるPond。なんて不憫なんでしょう？この時の二人の無言の表情だけの会話、セリフが浮かんでくる様です。

違うって何度も言っているのに、疑い続けるAe。ちょとひどすぎませんか？よっぽど自分が女子に好かれるはずが無い、と思い込んでいるのか、わかりませんが。

AeとPeteのお話合いには首を突っ込まず、その場を去るPond。こういうところもPondの素晴らしいところです。AeはPondが友達でホント良かったよ。

この場面のお話合いのシーンは切なくて。お互いがお互いの事を思っているのにお互いの事を考えるが故にすれ違ってしまう。Aeは、Chompooと話している時も、全神経をPeteに集中させている感じですよね。常にPeteの表情を気にして、何を考えているのか気にして。。。だけど、Peteは自分の中に閉じこもってしまったのでしょうか？
「ChompooはAeの事、本当に好きなんだと思いますよ」「お前はどうなんだ？」

「あなたと彼女はお似合いだと思います」「お前の気持ちを聞いているんだ」

「質問の意味が解りません」

Aeとしたら、この間のキスで、お互いに気持ちがある事を感じられたと思っていたのに、Peteにこんな事を言われて切なかったでしょうし、Peteにしてみれば、自分が同性愛者であることでつらい思いをたくさんしてきたから、大好きなAeにそんな思いはしてもらいたくない、という一心で出た言葉でしょうし。

「お前に誰かをを押し付けられるのは好きじゃない」ちょっと脱線しますが、この「押し付ける」って言葉、youtubeの英語訳が「I don't like it, when you push me to like somebody else, Ai Pete.」となっています。CS放送verだと「お膳立てはごめんだ」となっているんですけど、原語ではどういう表現なのでしょう？こういう慣用句みたいな表現って難しいなぁ、などと感じたシーンでした。

PondとCha-amのシーン。この二人、好きなんです。

「私をまだからかうの？」「結構真剣なんだけど」本当にお似合い。二人の駆け引きも楽しい。

Cha-amとのやりとりを幸せいっぱいに報告するPondに対して「あっそ」「良かったじゃん」と冷たく返答するAe。この二人のテンションの違いに思わず笑ってしまいます。

Pondにノートやプリントをぶつける、乱暴者Ae。Pondは本当に根気強く付き合ってますよね。

このTinとPeteのシーン、好きなんです。私的にいままで「顔は良いけど、いけ好かないだけのやつ」だったTinに初めて人間味と温かみを感じたシーンでした。

お姐さんとのやり取り。チュってされる前と後のこの表情。このお姐さん、GMMのドラマ『Girl Next Room - Richy Rich』にも出演されていますね。タイでは有名なお姐さん俳優なのでしょうか？

EP.5の1/4と2/4は、Pondの魅力が存分に感じられる回でした。友達思いで、人の気持ちと空気を察する事が上手で、場の取り持ちも上手い。好きになった相手には真剣で、かっこつけだけど少し恥ずかしがり屋。Pondがいなければ、AeとPeteはまとまらなかったですよね。これからもPondの活躍は続きますので、Pondファンの皆様、お楽しみに。

タイトル画像cr：Studio Wabi Sabi（Love by chance EP.5)
本文中画像cr：Studio Wabi Sabi