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2021年の名盤リスト【BEST OF THE YEAR】

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Album

1:Another Now - OMNI

某水晶湖を思わせるニュアンスは、随所で見られるが
素直にかっこいい。

2:Architects - For Those That Wish To Exist

音良し。メロディー良し。世界観良し。リフ無し。
楽器隊はテクニカルさなどの面で、面白みは減退した。
キャッチーなので初心者にはとてもオススメ。

3:BEAST IN BLACK - Dark Connection

抜群のポップセンスと
相変わらずのジャケのカードゲーム具合。
前作までよりシンセが大幅に導入され
ダンサブルなナンバーも増えている。

4:BORN OF OSIRIS - Angel or Alien 

これまでの作品はDjent/プログレッシヴメタルコア、
テクニカルさが目立っていたが
本作はメタルコア的シンプルさがあってGOOD。

5:BRAND OF SACRIFICE - Lifeblood

ダークホース賞。
エクストリームさとグルーヴは反比例しがちだが、
野性的なグルーヴがあるのが興奮ポイント。

6:CVLTE - praystation 2

2021年の顔。
既存のヘヴィミュージックファンのみならず、
新規のファン拡大が爆発した名盤。
カラス先輩は大好き。くろちゃんはイマイチ刺さっていない。

7:CrowsAlive - Twilight World

ハイセンス賞。
前作からは、総合的にアーティスティックな作品を送り出していたが、
本作でその芸術的世界観は完成されたように思う。
オリジナリティーに溢れる電子音が特徴的だが、
バンドとしての良さも遺憾なく発揮されている。
"Lost In The Echo"はヘヴィさもあり良い。

8:Darko US - Darko

モストブルータル賞。
ニューメタルコアでありながらも孤高の存在。
高速刻みと
譜割り詰め込みまくりのボーカリゼーションのグルーヴ
不協和音と機械的なエフェクト
全ては残虐性のために。

9:ERRA - ERRA

前作はアグレッションが少なめだったが
今作は破壊力やスピードも戻ってきて嬉しい限りです。
クリーンボーカルのメロディーも既視感(ERRA内での)が無く、
記憶に残るもので良い。

10:Frontierer - Oxidized

混沌賞。
「ハードコアパンクから突然ジャズに切り替わる」のような混沌ではなく、
超展開を繰り返し進む中で
ひたすらヘヴィに冷酷に叩きのめしてくれる傑作。
インダストリアルな無機質さもポイント高。
計算された破壊的カオス。

11:HACKTIVIST - Hyperdialect

ヘヴィネス&グルーヴ賞。
待ちに待った約束された名盤。
Djent×ニューメタルを基調として
ラップのクオリティーもガチ。
モダンなトラップビートと怪しくイルい電子音のマッチが最高。
クリーンボーカルを撤廃したのもナイスジャッジだったと思う。

12:Holding Absence - The Greatest Mistake of My Life

ポストハードコア路線から
もはやただのロックみたいなサウンドに変貌を遂げたが、これも最高。
"Afterlife"を超えるキラーチューンが無かったのは
少し残念。

13:LANDMVRKS - Lost in the Waves

何でもアリなハイブリッドメタルコアサウンドは
本作も健在。

14:Lorna Shore – ...And I Return To Nothingness

第2世代のデスコアにおけるアイコニックなバンド。
シーンの代表としての風格を納得付ける名盤で間違いないが、
今日に至るまで僕らには刺さっていない。

15:One Eye Closed - Adam & Eve

多種多様なジャンルからのミックスが綺麗に
オシャレにまとめっている。
ポテンシャルが存分に表現された名盤。
Lo-Fi Jazzが顔を覗かせるのが個人的に推せる。

16:Our Hollow, Our Home - Burn in the Flood

100点。
疾走感、リフ、サビ、ブレイクダウン、ボーカルの多彩さ…全て良い。
モダンメタルコア全部乗せ丼。

17:Spiritbox - Eternal Blue

アトモスフェリックな電子音と女性ボーカルの凍り付く様な神聖みと
Djentyなギターが唯一無二の音像。
本作はシングルカット曲以外も素晴らしく、
アルバム全体として非常に完成度が高い。

18:Slaughter To Prevail - Kostolom

ニュージェネレーションのデスコアアイコンとしての
威厳も確固として基盤にしつつ、
本作ではニューメタル的なアプローチも垣間見え、
新しい挑戦も感じられる名盤。

19:Wage War - Manic

前作は露骨に地平線が見えてしまっていたが、
本作はオリジナリティーが強化された。
ニューコア的エッセンスがスパイスとなり、
非常に良い名盤となっている。
同系統の進化ルートを進むI Prevailと肩を並べるのも
そう遠くない未来かもしれない。

20:While She Sleeps - SLEEPS SOCIETY

常に品質安全保障なバンドWhile She Sleeps。
本作も安定の名盤。
特に"SLEEPS SOCIETY"と"SYSTEMATIC"がブチアガル。

21:WHISPER OUT LOUD - WHAT IS ESSENTIAL IS INVISIBLE

前作もとても良い作品だったが、更に洗練された名盤。
ダークなゲームミュージック感があるのがツボ。
"Feed The Flames"や"invisible"が特にお気に入り。
何処となくオリエンタルな電子音がハイセンスで独創性豊か。

22:眩暈SIREN - 喪失

和風エモーショナルロック。
ここ最近のヒットシングルが全て入った
実質ベストアルバム。故に待ち望まれた作品。
ヘヴィさを捨て切らないサウンドが良い。

Single

Dead by April - Heartbeat Failing

数々のメンバーチェンジを繰り返しても
Dead by AprilはDead by April。歌メロが良い。

THE PARALLEL - Barely Alive

ニューメタルコアを基盤にブレイクビーツ的なビート
しっかり歌い上げるクリーンボーカル、インダストリアル少々…
というありそうで無かったサウンド。
アルバムリリースを心待ちにしている。

Paledusk - BLACK ICE

超次元の新音楽を作る所まで行ってしまった。
「メタルの中でオリジナリティーあるよね」というレベルを遥かに
超えた固定観念を破壊する奇想天外な曲。

総括

2021年はややパワー不足な作品が多かったように思いました。
というのも全世界のアーティストが長きにわたるロックダウンでライブが行えなかったことが、一つの理由ではないかと思っています。
やはりアーティストがライブでファンとエナジーを共有して、共有したエナジーを作品に封じ込めるということの重要性を再確認した年でした。
一方で国内アーティストは比較的高水準な作品がリリースされていたように思います。元々宅録のアーティストは、時間が出来て作品制作に集中できたのかもしれません。
2022年は来日公演も復活して欲しいです。
僕らが忘れている可能性もあるので「これが入って無いぞ!!」の連絡もお待ちしています。笑
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

written by カラス先輩、くろちゃん


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