“未経験からWebデザイナーになった私”のその先へ -プロデューサーへの道 -
フリーランスから経営者になり、お役に立てるお客さまの層が変わってきた今、「Webデザイナー」の枠を飛び出し「プロデューサー」として挑戦。"好き"や"やってみたい!"という純度の高い気持ちを大切に、自分らしいキャリアを切り拓いていく。
こんにちは、株式会社CORELILY プロジェクト広報担当、Webライターの山田つぐみです。これから、株式会社CORELILY 代表、Webデザイナーの泰道ゆりかさんのリアルなお仕事に密着し、その裏側を発信させていただくことになりました。
子育てをしながら、自分の"好き!"や"やりたい!"という気持ちを大切に、自分らしいキャリアを築き続ける姿が印象的なゆりかさん。そんな中で、法人化してからは一経営者として、家庭と両立できる事業拡大の方法や、チーム作り、また、ブランディングについて相談を受けることが増えたそう。最近はリブランディングやブランドプロデュースのお仕事も始められ、これからは「Webデザイナー」の枠を超えて「プロデューサー」として新たな道を切り拓いていくことに挑戦しています。
これまでのゆりかさんのメディアでは「未経験からWebデザイナーになった経験」「フリーランスとして自分らしい働き方を叶える方法」をメインに発信されていましたが、このnoteでは、Webライターの山田つぐみが、株式会社CORELILYのプロジェクトに密着し、ゆりかさんの挑戦の裏側をリアルタイムで発信していこうと思います!
「フリーランスやWebデザイナーとして活動をしてきたけれど、この先どうしていくか悩んでいる..」
「"ブランディング”や”プロデューサー”の仕事に興味がある!」
「泰道が、これからどんなことに挑戦していくのか気になる!」
そんな方にとって、これから自分の枠を超えて、自分らしい新たな道を切り拓いていくためのヒントになれば嬉しいです。また、CORELILYのプロジェクトで、実際にお客さまのブランドプロデュースをしていく過程もご紹介していきます。
お客さまである一人の女性が新しい人生を切り開いていく様子
その人生の航海図を描き、一緒に航海に出るゆりかさんの様子
を、その船の上から見守るカモメのような存在で、お届けしていきます。
お客さまも素敵な方ばかりなので楽しみにしていてください^^
では早速今回は、「プロデューサーってどんなお仕事をしているの?」「どんな経緯でプロデューサーの仕事を始めたの?」 など、
新たな仕事に挑戦しようと思ったきっかけや、直近のリアルなお仕事事情についてゆりかさんにお話を伺いたいと思います。
Q.プロデューサーとは、実際どんなお仕事をしているのですか?
ゆりかさん: プロジェクトの総責任者として、各部門に必要なチームメンバーを集めて進行し、お客さまの描くゴールに向かって一緒に伴走するビジネスパートナーのような立場で動いています。案件にもよりますが、具体的には、ブランド戦略設計やVIの開発、ビジネス構築まで担当させていただき、1プロジェクトで10名近くのメンバーと一緒に動いています。
わかりやすく例えると、お客さまが目指す理想の未来に向けて、「どの方角に行く?」「何が必要?」「乗組員集合!」と舵取りをするリーダーのようなイメージです。最初は、この役割をする人をなんて呼ぶのか自分でもわからなかったのですが(笑)お客さまから「ゆりかさんはWebデザイナーというより、プロデューサーだよね!」というお言葉をいただき、「プロデューサーか!なるほど!」ってなったことがきっかけでした。笑
もちろん、お客さまによって求められるものも異なりますが、Webデザイナーのお仕事との大きな違いは、 ホームページやLPといった部分的なデザインやブランディングではなく、お客さまの事業全体のブランド戦略のところから一緒に考えていることですね。
つぐみ: プロデューサーって後付けだったんですね〜!笑
1プロジェクトで10名近くのメンバーとは、まさに「チームで働く」ですね!
Webデザイナーとして一つの制作物を作られていた時と比べると、本当にたくさんの分野を担当して、お客さまのサービスが世に出るまでトータルでサポートしている形なんですね。
私が実際チームに入れてもらって感じたことは、ゆりかさんとお客さまはクライアントと業者という関係ではなく、“一緒に事業をやっていくチーム“という温かさがあるなと。「お客さまだから成功させることが仕事」という感覚ではなく、「心からその方の成功と幸せを願っている」からこそ、お客さまの心に響く提案がたくさん生まれているように感じます。その積み重ねが“ゆりかさんに頼みたい”を形作っているんですね。
Q.どのような経緯でプロデューサーの仕事が始まったのですか?
ゆりかさん: 結論から言うと、自然とたどり着きました。これまでも、「Webデザイナー」という肩書きではありますが、法人化してからは自分がデザインを作ることよりも、1つの案件をチームで担当して、私自身はディレクターとして動くことがメインでした。
そんな中で、徐々に、Webデザイナーとしてのデザインの相談よりも、経営のことやブランディング、仕組み作りなどについて、女性起業家の方からご相談いただくことが増えてきたんですよね。そして私は、何か新しい企画やサービス、商品を考えて形にすることが好きだから、そういうご相談に乗ることがすごく楽しくて!そんな背景から、事業の一部のアウトプット物となるHPやLPだけでなく、もっと事業の根幹となる戦略の部分から一緒に関わるサービスを本格的にやっていきたいとぼんやり考えるようになりました。
そして、そんなことを考えていたタイミングで、「ゆりかさんにブランディングの相談をしたくて」というご相談を立て続けにいただいたんです!その時はまだ私の中で、「プロデューサーとしてやっていく」みたいな意識はなかったので、最初はお茶をしながらご相談に乗らせていただくところから始まったのですが、お客さまの方から「本格的にお願いしたいです!」とおっしゃってくださって(涙) それをきっかけに、お客さまの熱い期待に少しでも応えたい!という気持ちで、私も本腰を入れてスタートしました。
ありがたいことに、フリーランスから経営者として、自分自身が成長してきたことによって、お役に立てるお客さまの層が変わってきたのだと感じています。
つぐみ: 本当に自然な流れでプロデューサーにたどり着いたんですね!ゆりかさんがお客さまのブランディングを担当していることを私もSNSで拝見したのですが、特にサービスとして案内をしていた印象は無かったので、「どんな経緯で、どんなお仕事をされているのか」気になっていました!Webデザイナーのお仕事も順調に拡大している印象ですが、これまでのお仕事は今後も継続していくのでしょうか?
Q.デザインやWebデザインアカデミーは続けるのですか?
ゆりかさん: もちろんです!私にとって「未経験からフリーランスWebデザイナーになって、自分らしい働き方を実現できた」という経験は、私の人生を大きく変えてくれたものですし、今まで通り、過去の自分と同じように働き方に悩む方に向けて少しでもヒントをお伝えできればと思っています。実際に、アカデミーに参加してくださっている方が、会社員からフリーランスとして独立して仕事が絶えない人気デザイナーさんになっていたり…自分が形にした環境でアカデミー生が前に進むきっかけになれているのであれば、こんなに嬉しいことはありません!
そして、私自身、やはり何かを作ること、表現することが好きなので、デザインはずっとやっていきたいと思っています。今もデザイナーとしてのお仕事もしていますし!
ただ、「未経験からフリーランスWebデザイナーになる方法」は、たくさんのアカデミー生が実現しているし、今年出版させていただいた初著書「Webデザイナーおうち起業」には、まさに「超安定思考の私が、未経験からフリーランスWebデザイナーとして独立して、自分らしい働き方を叶えた方法」を1冊に凝縮していて、このフェーズは自分の中でやり切ったという感覚がありました。
そして、私自身が一番伝えたいことは「Webデザイナーになる方法」ではなく、「誰かの価値観で生きるのではなく、自分の価値観を大切にして、自分らしく働くことの楽しさ」なんですよね。私は本当にそれで人生が大きく変わったので^^
だからこそ、「未経験からWebデザイナーになったその先」に挑戦していく姿を発信していくことで、どんなフェーズでも「好きを大切に、自分らしい働き方は叶え続けられるよ!」ということを体験を通して伝えていきたいと思っています。そのために、今進めているプロジェクトの裏側などをリアルに発信していけたらいいな〜と思い、この企画に辿り着きました!
つぐみ: なるほど〜〜〜〜!初著書「Webデザイナーおうち起業」にゆりかさんエッセンスを込められたからこそ、一つのフェーズをやり切ったという感覚、とても納得しました。順調に進んでいたら、このまま維持していこう..となる人もいる中で、ゆりかさんが新たな道へ進んだ理由がよく分かりました。「挑戦を続けることってやっぱり大切!」と私も背中を押されます。一つの理想を叶えた先に、新しい理想が見つかる。こうして一つ一つ階段を上って今のゆりかさんがあるんですね。
今読んでくださっている方は、これまでゆりかさんにお仕事を依頼された方や、これからしたいなと思われている方、またはWebデザイナーを目指していたり、既にWebデザイナーとして活動している方が多いかと思います。このnoteを通して、どのようなことを伝えていきたいのでしょうか。
Q.このnoteを通して、伝えたいことは何ですか?
ゆりかさん:「未経験からWebデザイナーのその先」に挑戦するリアルな姿を見ていただいて、「泰道もがんばってるんだなぁ。私もがんばってみようかな!」と少しでも勇気を受け取っていただけたら嬉しいです^^
今まで、未経験からフリーランスになり、講師として活動して、出産後に法人化、出版を実現して…というキャリアを知ると、「すごく戦略的な人」「緻密に計算している人」と結構思われがちなんですが、全くそんなことはなくて。私って、本当に思いつき人間で、本気で「やりたい!」と思ったら、すぐに動いちゃうんですよね。(夫には、それが一番の才能だと言われますがw)だから、見えないところで沢山失敗もしています。でも、諦めも悪いから、自分なりの成功に導けるまで永遠に挑戦するんです。笑
今も「プロデューサー」という言葉を使っていますが、わかりやすく伝えるためのものであって、そこにこだわりはなくて。だから、半年後、その肩書きとは全然違うことをしているかもしれません。笑
肩書きとか周りからの期待に囚われず、今まで通り、自分の「好き」や「やってみたい!」という純度の高い気持ちを大切に、自分が提供できることでお客さまに喜んでもらえることをしていきたいし、その先に「自分らしいキャリア」が切り拓かれると思っています。
もしかしたら、この記事を読んでくださっている方の中には「これから自分が何をしていきたいかわからない」「今の肩書き、仕事にモヤモヤを感じている」という方もいるかもしれません。その気持ち、すごくわかります。私も、いつも最初から明確に「これがやりたい!」というものがあるわけではなくて、「次はどうしよう〜」って漠然と考えていることも普通にあります。
でも、そんな時こそ、見えない未来に不安になるのではなく、目の前のお客さまに全力を尽くすことを大切にしていて。自分が提供できることで仕事をしていく中で、お客さまに喜んでもらえたり、「ゆりかさんにお願いしたい」と言ってもらえたことを愚直に形にしてきたことで、自分が心から楽しい!とやりがいを持ってできる働き方を実現できています。
このnoteでは、そんな過程を、今まで自分だけでは発信しきれていなかったリアルな部分までつぐみさんと一緒にお伝えしていきたいと思っているので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです!そして、「今が一番楽しい!しあわせ!」って思える仕事・働き方を一緒に見つけていきましょう^^
つぐみ: そうなんですよね。私も以前、ゆりかさんは笑顔でスキップしながら次々階段を上がっているように見えていたんです。しかし、お話しした際に「私って泥臭いから」と言っていて。ゆりかさんと泥という言葉がかけ離れすぎてびっくりしましたが、「地道に努力する、結果が出るまでやり抜く」ことを続けてきた経験からなんだ、とすぐに腑に落ちました。
今回のお話は、「〇〇になる!だから〇〇をする!」と行動をしたわけではなく、「目の前のお仕事に真摯に向き合うことで、自然と新しい道が拓けていった」という自然なキャリアアップの例だと思います。一人のフリーランスとして、「私も、これでいいんだ」と勇気をもらえました。
そして、ゆりかさんが大切にしている”自分の体験や成長の過程を、等身大に発信することにこそ価値がある”という考え方。「今勉強しながら頑張っている等身大の姿を発信したい」とお話しいただいた時、ハッとしました。私は独立してから「プロとして完成形の自分しか見せたくない」と気を張っていたんです。でも、自分が挑戦していく過程や、一つのものが出来上がる舞台裏、ストーリーを見せることが、誰かの心を動かしたり、前向きに働くことがあると分かり、楽になりました。
成長していくストーリーも価値になるって素敵な考え方ですよね。もし気を張っている方がいたら、私と一緒に楽になってください〜〜!笑 この記事を通して、私も読んでくれる方の力添えをしたいと思っています^^
次回は、実際にCORELILYで進行しているプロデュースやブランディングのプロジェクトについて、具体的にお伝えしていく予定です!プロデュースとは、具体的にどんなところから企画して、どのようなチームメンバーで構成しているのか。また、先日ブランドプロデュースのスチールとムービーの撮影を行ったので、その様子についてもお伝えしていきます^^
ー ”未経験からWebデザイナーになった私”のその先へ ー
ぜひ一緒に見届けてください。
Instagram(株式会社CORELILY):@corelily.design
Instagram(泰道ゆりか):@yurika_design
Twitter:@yurika_design
取材・執筆:山田つぐみ (@tsugumi_design)