プログラマーの残業時間って実際どんなもんなの?
突然ですが、残業していますか?
残業といえば世間的になんとなく「悪」なイメージがありますが、残業することで残業代が稼げるので、喜んで残業する方も少なくないみたいですね。ま、残業が悪というよりかは残業代がでない「サービス残業」が悪といった感じですかね。
どうも。
希少型ITエンジニア育成スクール「CORE ENGINEER」のサービス企画・販促を担当してますトモヨシです。
私個人は、別に予定がなければ残業しても平気なタイプです。ただ、それが当たり前になるのはちょっと嫌ですね。
そして残業といえば、ITエンジニア業界。
近年、プログラマーや、システムエンジニアなどのIT業界の職種が注目されている中、職業に対して働き方の自由度が高く、稼ぎもいいという、華々しいイメージが浸透しつつあります。
しかし、これまでの印象から、残業当たり前のブラック企業という印象もありますよね。
実際、プログラマーの残業ってどれほどのものなのでしょうか?
プログラマーの残業事情
プログラマーの主な仕事内容は、システムをプログラミング言語を駆使して開発していくことです。
その業務内容は、システムエンジニアが作成した設計のもとでプログラミングをしてシステムを構築していくのが主であり、その過程でプログラムの詳細設計図の作成や、仕様書を作成していくことも含まれます。当然、作業以外に、打ち合わせの時間も必ず必要になってきます。
このように多岐に渡る業務に従事しているプログラマーは、開発案件があれば多忙となります。1ヶ月の残業時間が150時間を超えたという話や、1週間帰宅できなかったという話を何度か耳にしたことがありますが、ITエンジニア業界ではよくある話です。
しかし、この残業時間に関しては、所属している会社や、繁忙期・閑散期等の時期によってバラつきがあるため、プログラマーでも全く残業がない会社に勤務している方も多くいらっしゃいます。
所属する会社の雇用契約により、残業を含んだ労働時間、給与などは、大きく変わっていきますので、就職前にきちと確認しておくことがオススメです。
残業が多い企業と少ない企業の特徴について
それでは、どこを見ればその企業の残業事情がわかるのでしょうか?ここからはプログラマーとして就職/転職していく際に重要なポイントである、「残業が多い企業か、少ない企業か」を見分けるための特徴についてご紹介いたします。
「みなし残業有り」は要注意。残業が多いかも
一般的に求人欄に「みなし残業有り」などの記入がされている企業は、残業がかなり多いというデータが挙げられています。
基本給の中に、最初からある程度の残業代を含む形態を「みなし残業」と呼び、基本的には、どれだけ残業しても一定額の「みなし残業代」しか支払われないため、収入はほとんど増えないのが現状です。
この労働条件を提示する企業は、最初から残業させることを前提に労働者を雇い入れることから、残業時間が多い傾向にあるようです。
定時の後は1時間の休憩を設定している企業もあるようですが、残業の多いプログラマーは常に仕事に追われているため、その様な休憩時間を設定されていても、実態はまともな休憩は取れないことも多く、その結果として、働いた時間に対する十分な対価を得ることはとても難しいのが現実。
企業からすれば「みなし残業制度」を利用し、とても安い賃金で従業員を働かせていることになります。
これらの事例から伺えることは、「みなし残業」を基本給の一部として設定している企業は、比較的残業が多めの企業である可能性が高いので、一見、毎月のお給料が他より高く見えても、労働時間で割ると、時間単価がそこまで高くならないということがよくあるので、自分に合っているか、適正と後先をよく考えてから決断することをおすすめします。
「変形労働時間制度」を導入している企業も残業が多いかも
「変形労働時間制度」というのは、企業の仕事量によりその時期の就業時間が変更していく制度です。この制度を導入している企業の中には、繁忙期などの忙しい時期などに、従業員に対し適正な残業代を支給しない企業もあります。
「変形労働時間制度」を導入している企業も要注意です。
大手や名の知れた有名企業は残業が少ない傾向に
先程ご紹介させていただきました「みなし残業」や、短い間隔で長時間の休憩がない求人は比較的残業が少ない企業といえます。
また社員の離職率の低い企業は、統計的に社員の待遇が良い可能性が高いため、労働環境・条件を特に気にする方には、おすすめといえるでしょう。
また大手企業や、ある程度有名な中小企業の場合はコンプライアンスを重視します。
一昔前では、世間的に残業が当たり前で、大手企業も働き方など気にしませんでしたが、現代では、大手・有名中小企業は、労働環境・条件を良好な状態にしておかないと、世間的な目もあるため、かなり厳密に管理されるようになっています。
したがって、残業時間が少ないか、または無理な残業もさせずしっかりと残業した分の賃金も基本給とは別に支払われるため、おすすめです。また、キャリア的にも名のある企業を経験するということは、自身の経歴にも磨きがかかることなので、そのあたりも考慮するなら更におすすめと言えるでしょう。
他にも、社内プログラマーなどはシステムを販売するプログラマーなどとは違い、その仕事に厳しい納期が設定されることがないため、比較的残業時間は少ない傾向にあります。
最後に
今回は、プログラマーの残業状況についてフォーカスしたため、これからプログラマーを目指す方には、少々尻込みしてしまうような内容だったかもしれません。
労働時間、残業時間が他の業種と比較して長いのは事実ですが、ホワイト企業、ブラック企業をしっかりと見分ければプログラマーとして充実して勤務していく事も十分に可能です。
自分にあった企業をしっかりと見極め、そのうえで自身のスキルを磨いていけば自ずと道は開けていく事は間違いありませんので、大いに活躍できることを心から応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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