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大学生と考える地域創生

伊那谷には昨年から大正大学の一年生が地域実習に来てくれています。
受けれているのはお隣箕輪町です。

大正大学の地域創生学部は教育改革への本気をビシバシ感じる大学・学部です。

中でも特徴的なのが一年生全員が地方に1ヶ月以上滞在する実習。
海外への留学は聞いたことありましたが、地方に留学する時代なんですね。
(詳しくは上記ウェブサイトをご覧ください。)

徹底的にデザインされたカリキュラム。
今、是非とも学んでみたいことがたくさんあり魅力的すぎます。

そして面白いのが地域人材育成入試制度。
首都圏の生徒はこの制度を利用することができず、将来地域に戻り、地域の将来を担う将来像を持った地方学生のみが応募できる奨学金型の入試です。

伊那谷からも応募する学生が出てきたらいいなぁと思っています。

自分の好き、得意と地域創生をかけていく

昨年は実習中の学生たちと移住者としてこの地域での暮らし魅力不便なこと東京と比べてどんなか、子育てについてなどお話させていただき、
今年は南箕輪村の地域おこし協力隊にインタビューする姿をオブザーバーとして学ばせていただきました。


毎度一年生だということを忘れるくらいとってもしっかりしていてびっくりします。

近頃「やらされ探究」だの、「まちづくりはダサい」という記事がフェイスブックのタイムラインで賑わっているのですが、大正大の学生さんたちはとても面白がって取り組んでいらっしゃったのでアイディアソンや成果報告会での意見、提言などとても参考になりました。

地域おこし協力隊との対話の中で一人の学生さんが「鉄道」が好きというお話をされました。将来通るリニアについても詳しく、色々と教えてもらえました。
また以前農業のお手伝いをしていた時農家さんに、
「こっちの野菜を都会に出したいけど、輸送費、人件費がかかってなかなか儲けにならない」
という悩みを聞いたのでそのことを投げてみると、
「こんなのどうですかね?」と鉄道を使った解決策を提示してくれました。
他にも鉄道を絡めた地域活性のアイデアが出るわ出るわ。
かっこよすぎました。

夢中なこと、好きなことを語る人はとても魅力的で、ポジティブな空間が好きです。
自分の子どもたちも自信を持って好きなことを語れるようにいつも耳を傾けていたいなと思います。

成果報告会では一人一人が今後追っていきたいテーマを発表してくれました。

教育女性のキャリアもキーワードに出ていていました。
私自身が探究中のテーマであるので、今後学生たちがどんな視点でこれらを探究していくのかとても興味があります。また一緒に学ぶ機会があったら嬉しいです。

二年生になると今度は東京を拠点に学び、三年次にまた箕輪町に帰ってくるというカリキュラムです。

再会した時に大人も成長したと感じてもらえるように学び続けていきたいです。

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