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012. COREが競技力向上を左右する - Olav Aleksander Bu (ノルウェーチームコーチ)

※この記事の内容は、Core Body Tempのブログ記事の和訳版になります

以前は、暑熱順化・暑熱順化トレーニングを行う方法は2パターンでした

ひとつは “当てずっぽう” でこれは非常に不正確でした

もう一つは “実験室内・高額な” 侵襲的に電子ピルを飲む方法です


(コーチとして)私は前者が受け入れられず、後者はアスリートたちが嫌がっていました。

このCOREは、“安価”・“正確”・“データ収集の連続性・反復性”という意味で画期的なセンサーです。

アスリートたちは自身の深部体温データを終始確認が出来て、私はワークアウト情報で確認が出来ます。

重要な事は長期的傾向を追跡すること、そしてデータ入手の頻度はより多い事が望ましいと考えているので、それもCOREを使っている理由になります。

COREの採用により、私は全てのワークアウトのデータを収集・分析が出来て、非侵襲性デバイスなのでアスリートたちの心身への負担も少ないです。

この“傾向データ”をもとに各アスリートに対して的確な暑熱ストレスを与える練習メニューを組み、なおかつ負荷をかけ過ぎずに暑熱順化を促しています。

これまでの経験から、暑熱負荷がかかり過ぎると翌日に高強度メニューを行うには疲労が残り過ぎてしまう事、なども把握できています。

COREを使って暑熱ストレスを可視化することで、限界の範囲内に収まり、アスリートは次のワークアウトをフレッシュな状態で臨むことができます。

また、私たちがCOREを使って様々なコンディションで選手一人ひとりに合った冷却戦略を立てています。

データが豊富なため、実環境に即した比較テストが可能になります。

例えば東京オリンピックを前に、COREのエンヂニアの協力を得て、様々なトライスーツをテストし、空力的な利点を損なうことなく、最高の冷却効果を発揮するスーツを見つけることが出来ました。

他にも、各アスリートにとって最適な水分補給量を把握することで、過剰な水分補給をすることなく、必要な冷却をすることができます。

このような事が出来るのは、COREセンサーの存在だけでなく、エンヂニアの素晴らしいサポートのお陰でもあります。彼らは解決策を与えてくれるのでいつも頼りにしています。

次回のテーマ

次回のCORE Body Temp 日本公式 noteでは、トライアスロン・ノルウェーチームに関連する内容を綴ろうと思いますのでお付き合い頂けると幸いです。

関連リンク

【CORE Body Temp Japan】公式ウェブサイト (日本語)

【CORE Body Temp Japan】公式Instagram

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