笑いのある世界:類友の法則
さて、まずは、本編を語る前に、新しい職場の配属先になったシマの話をしましょうか。
そこはいわゆる
ガチのゲーマー
が集まるシマでした。
何故そんな話になったのかと言えば、とても丁寧な仕事をする方がおられまして、たまたまみんなで
「何故そんな丁寧に仕事をされるのか、必要なメモ書き等を一発で見つけられるのか」
という話になったんですよ。そこでその彼女が言ったのは、
「普段から、ゲームをする時にそうしてるんですよ。いちいち攻略サイトを見に行くのが面倒だから、一発でわかるように身近な範囲にまとめておいてるんです。」
ということを話されていた。
で、私にも順番が回ってきて、
「私は女神転生というゲームをメインにしていたので、最終的にどの仲魔を連れて行くのか決めて、そこからどの仲魔を掛け合わせるか、全て逆算して書き起こしてから手をつけるんです。」
と、自然と喋っていた。私自身は今までそんなにガチのゲーマーだとは思っていなかったが、そこまでしない勢、そもそもゲーム自体しない勢から見れば、私もやはりガチのゲーマーの部類に入るのだと思う。
以前の職場は変わり者の集団であると長年働いてきた方から言われていたが、私も変わり者である自覚は自分でも重々あったので、やはり大きい括りで見ると類友の法則が働いているのだとよくわかる。笑えることも多かった。
さて、それでは本編に入るけれども、これらの類友はアナタに笑いをもたらしてくれることが極めて多い。
お互いの違いも認められるし、自然とそれを良しと思い合える。それぞれの性格・特徴・才能が際立って、それらの個性がとても面白く刺激を受け合える。
そしてまた、どうすればより良くなるのか、成長の種が仕込まれていることも多々あったりする。
一度そういう目で周りを見渡してみると面白いだろう。そうすれば、何故自分がそのグループに馴染むのか・馴染まないのか・孤高になるのかがわかるようになるし、自分が進む道・自分が才能を伸ばす道もよりハッキリしてくるようになるだろうから。
それでは、みんなに幸あらんことを。
みんなにより良い世界が降り注がれますように。