東京旅行記③
2023/06/17(土)
このたびの旅行を機にソフトコンタクトに変えたのだけど、最初30分かかってたのが、5分で入れられるようになりました。
すっぴんで自転車を飛ばしてた私も、メイク本を読み込み最低限の顔面おえかきと髪をまきまきできるように。少し上手になったかな。
弁松についで今回の旅行のもうひとつの目玉、太田美術館。
フランス人ではあるが、日本育ち。両親の影響もあって、日本画、浮世絵に没頭。彼の浮世絵は、ポスターを見ての通り色あざやかでエキゾチック。
学校の図工で版画をした人は想像つくだろうけど、版木に絵の具を塗って、紙を置きばれんでこする過程あるよね。ポール・ジャクレーは一枚の絵に100回以上こんなことを繰り返してるのです。やべぇ。
もちろん本人が摺るんじゃありません、摺り専門の方を雇ってです。
お金の余裕がなせる技!(私もこうなりたい)
生で見るジャクレーの絵はもっともっときれいだった。顔を近づけて角度を変えて鑑賞すると、和紙のザラザラ、摺りの凹凸が見えるんです。
ほんとうにきれいでした…。
太田美術館は原宿にあるのですが、駅前も竹下通りも人がいっぱい。どことなくサブカルの空気も感じました。いやほい!
原宿から地下鉄で表参道。南青山の根津美術館へ。
お地蔵様がテーマでした。
東京に疎くても青山とくれば大人おしゃれスポットなのは知っておるぞ!
時代によって描かれ方は違うけれど、どのお地蔵さんも優しいまなざし。宝珠を包み込む手つきもやわらか。閉館時間が迫っているというのに2周した…
あとは東京駅ちかくの将門塚を見に行ったり
99%行けない展覧会の案内を見て悔しがったりしました。
地下鉄を降りた後、海外の人に出口はどこですか?と聞かれ。私も探してたところだったので、一緒に探しました。
英語はがんばってもがんばっても点数に結びつかず、悔しい思いをしてきたのですが、毎日5分、遊び感覚でDuolingoをこなしてたら、「単語の羅列」ではなく「言葉」として頭に入るようになってきた。
こつこつ積み重ねてきたものが誰かの役に立ったこと、通じたときの喜びと学ぶ意味を実感して嬉しかったです。
宿に帰ってから早めに寝ようとしたのだけど、なれない土地だからかやっぱり眠れない。諦めて今日買った美術館グッズで遊ぶ。
これは盛りそばをかぶったねこ どうしたんだよ
だ、誰!?
おっさん金魚と蕎麦かぶりねこは太田記念美術館、うしろのかきつばたは根津美術館。絵のチョイスパネェ。
このあと意識を失うようにばったり眠れたのでよかったです。