手紙旅日記【北海道】 #2 釧路の風景印めぐり
2024年9月2日(月)33.8℃(釧路 26℃)(MCJ024)
羽田空港から満席の飛行機に乗って1時間35分。釧路空港へ降り立ったのは9時35分だった。そこからリムジンバスで釧路駅へ向かう。
釧路駅に到着したのは10時35分ぐらい。駅舎を見て失礼ながらも「ずいぶんとボロくなったなぁ」。過ぎ去った年月を感じないわけにはいかない外観に少し驚いてしまう。
釧路の風景印さんぽ
荷物を駅のロッカーに預け、必要なものだけを持ってここから風景印さんぽをスタートさせた。
それぞれの局で旅行貯金をして、風景印をもらう。風景印については別途それぞれの詳細を書くのでそちらを読んでいただければと思う。
釧路の中心街の今
移動は全て徒歩である。そのほうが街中をよく見られるし、なにか面白いものを見つけたら行動しやすいだろうと思ったからだ。しかし、釧路の街はずいぶんと廃れていた。お店はことごとくシャッターが下りていて、休みなのか廃業しているのかわからないところも多かったし、人がとにかく少ない。もちろん建物の中にはいるのだろうが歩いている人が極端に少ないと思った。いくら車社会だからとてこの寂しさは…私が知っている釧路ではなくなっていた。
あとで聞いたところ、釧路は街中よりも郊外に商業施設ができているそうで、人々の賑わいはそちらに集中し、中心街はさびれる一方なのだとか。若いころに訪れた釧路を思い出すと中心部はかなり賑わっていた印象があるのでこれには驚いてしまった。というわけで特段魅力的なものには出会うことなく、ひたすら郵便局を巡って次、次、次とサクサク進んでいった。道に人がいないので、私を遮る人も邪魔する人も誰もいない。ペースが乱されることがなく、それはありがたいのだが、なんとも寂しい。でもそれも旅の醍醐味であろう。歩いてみて初めて体感としてわかったことだから、やっぱり来て良かったと思った。
心惹かれた紙の専門店
最後に訪れた釧路富士見郵便局から、北大通をまっすぐに釧路駅に向かって歩いている途中、このお店が目に入り、吸い込まれるようにして入店する。紙専門店とのことなので、探していたA5サイズのケント紙があるかどうか聞いてみたら、ないけれどA4をA5にカットするサービスがあるという。さっそく購入。それに明日めぐる風景印を押してもらい友人に送ってみよう。タイミングがバッチリ。いいところに良いお店があったなぁ。めぐり合わせを感じた。
こちら ↓ も合わせてお読みいただけたら幸いです。