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羅臼郵便局 【風景印・北海道】


北海道・羅臼らうす郵便局の風景印を集印しました。
意匠は
・知床連山
・オオワシ
・しおかぜ公園の「オホーツク老人」。

◯ 旅行貯金のお宝印有ります。

郵便局で、「風景印のこの方はどんな人なのですか?」と尋ねました。すると「あぁ、森繁久彌ですよ」。
「え?? 森繁久彌…ですか?」

実は前日に友人にも同じ質問をしたら、「あぁ、森繁久彌ね」と言ったので、「うそ〜!」と思い切り言い返してしまいましたが、局員さんも全く同じ反応でした。
「森繁久彌がどういう…?」
「この老人を演じたことがあって、その銅像が建ってるんですよ。」

森繁久彌といえば、私の中では向田邦子さんのドラマや「屋根の上のヴァイオリン弾き」で有名な俳優さんとしかイメージがなかったのですが、名曲『知床旅情』を手がけた人だったのですねぇ。森繁久彌は戸川幸夫の小説『オホーツク老人』に惚れ込み、是が非でも演じたいとわざわざ自分のプロダクションを設立して映画『地の涯に生きるもの』を制作したそうです。『知床旅情』は映画制作で羅臼町に滞在した際に人々への感謝として作った歌だとか。

そんなわけで、このオホーツク老人像は演じた森繁久彌そのものだから道民はみなさん森繁久彌だとおっしゃるわけなのですね。納得。ネットで写真を見ると、なるほど似ています。風景印では表情まではわかりませんからね。森繁久彌と北海道の関係性がわかって面白いと思いました。風景印について調べてもどこにも「森繁久彌」とは出てきませんが、実際にその地へ行ってわかることがありますよね。それが旅の醍醐味というものでしょう。

上記についてはこちら ↓ の記事を参考にさせていただきました。ほかにも興味深いエピソードが書かれていますので、もしご興味があればぜひお読みください。

マキシマムカード

ポストカード:セブンデイズカード
特殊切手:「ウポポイ(民族共生象徴空間)」よりマキリ(2020年発行)

次の局へ向かいます。

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