100日チャレンジを終えて
「なでしこ切手倶楽部展 2024」無事に終了しました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
マキシマムカード・ジャーナル 100日チャレンジ
「マキシマムカード・ジャーナル 100日チャレンジ 」の展示は、搬入の時点では47枚しか展示する予定ではありませんでした。けれども、残りの53枚もなんとかして見てもらったほうがいいと仲間たちがアイデアを出してくれて、ファイルにして展示の横に紐で吊り下げるという方法をとり、これがとても好評でした。作品はもちろんのこと、見せ方の工夫は大事だと実感。良い勉強になりました。
ふだんお手紙のやり取りをしている友人たち、仕事仲間、アンの友達も観にきてくださって感想を聞かせていただいたのが何より嬉しいことでした。ブログの読者さんにも「いつも読んでいます。100日達成おめでとうございます」と声をかけていただき感激しました。
JOY
なでしこ切手倶楽部展が東京で開催されるのは今回で7回目ですが、部員のみなさんの作品を見ていると、今回は特に手紙愛、切手愛に溢れているように感じます。観る人が、作者の好きを表現する心からの嬉しい気持ち、楽しむ気持ちを作品から感じとり、その想いに包まれてワクワクさせられる。まさにテーマに掲げた「JOY」をそこここに感じる素晴らしい作品群だったと思います。
最終日に、主催の馬場千枝さん、風景印ライターの古沢保先生、そして切手の博物館の学芸員であり館長の田辺龍太さんによる講評があり、3つの賞が発表されました。
私、なんと古沢保賞を受賞しました!
嬉しい〜。報われた瞬間です。
100日チャレンジを終えて
日記代わりにマキシマムカードを作る。それをコツコツ100日間続けてみました。出来上がった作品を並べてみると、私の生きている日々、日常はドラマチックなことなど起こらず、冒険もなく、とてもささやかです。でも、決して悪くない。そう思えたことは嬉しい発見でした。「平凡な1日なんてものはないわ」と愛読書の主人公は言いますが、まったく同感です。同じことをしていても、同じ瞬間にはならないですものね。その些細な違い、瞬間として過ぎていってしまうその時を味わい尽くしたいです。
それにしても、私の日常は「手紙」と「赤毛のアン」の2本の軸で成り立っているのだなぁとつくづく思います。作品を並べたら一目瞭然で笑ってしまいました。同時にそれは、私の本当に大事な仲間やKindred Spiritsたちと過ごした日々です。100日チャレンジのマキシマムカードは、それを見ればその日私に何が起こり、どんな想いで過ごしたのかが思い出せるように作りました。私にとってかけがえのない大事な人たちと過ごした日々が蘇ります。