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手紙旅日記【北海道】 #10 絶品ソフトクリームと御書印めぐり

2024年9月4日(水) 晴れ 30.1℃ (根室 23.3℃) (MCJ026)

北海道の旅もついに最終日。早いなぁ。東京に帰りたくない…。朝からちょっと憂鬱になってしまう。

サオリさんが釧路空港まで車を出してくれる。ついでに遠くて歩いて回れなかった釧路の郵便局や本屋さんにも寄ってくれるという。なんでそんなに優しいの? 持つべきものは友。感謝しかない。

北海道といえば乳製品。根室管内には美味しいソフトクリームを提供している場所がいくつかあるそうだが、その1つ「コープはまなか」を訪れ、朝からソフトクリームにかぶりつく。バニラ、チョコレート、そしてミックスの3種類。やっぱりミックスを頼んでしまう。ほんと、北海道のアイスは濃厚で美味しい。北海道へ来たらぜひソフトクリームを一度は食べてみてほしい。

御書印めぐり

続いて、本屋さん「リラィアブルブックス根室店」へ御書印をもらいに行く。

この辺はなんでも「日本最東端」

河崎秋子さんは北海道は別海町出身の小説家である。『颶風ぐふうの王』で三浦綾子文学賞を受賞した。作中に出てくる島は根室半島沖にあるたくさんの馬が生息していることで有名なユルリ島がモデルなのだそう。この御書印を見て俄然読んでみたくなった。

続いて、コーチャンフォー釧路店へ。コーチャンフォーって韓国語みたいな響き、それにフォーってなにやらアジア料理を思い出す。面白い名前の本屋さんだなぁ。でも実際に建物の前に行ってみて「何を言っているのか自分」となった。コーチャンフォーは「Coach & Four」。バリバリの英語だ。念のために後で調べたところ、意味は「4頭立ての馬車」で、fourは書籍、文房具、音楽と映像、飲食の4部門を示しているという。つまり本屋というより複合施設なのだ。それにしても北海道基準の敷地の広大さに圧倒される。

桜木紫乃さんは釧路市出身の小説家であり詩人。道東には小説の舞台になりそうな風情がたくさんある。旅してみてよく分かったことである。

手紙旅日記【北海道】#11へつづく

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