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2586 フルッタフルッタ  アマゾン産アサイーフルーツの市場開拓でサステナブル事業を推進

ブラジルのアマゾンで森をつくる農業「アグロフォレストリー」に取り組む日系農協CAMTAと独占販売契約を結び、アマゾンフルーツなどの原料を直輸入。アサイフルーツなどの自社製品リテール卸、直販、通販などを行う。独自に開発した商品を全国のスーパーに販売するほか、原料とその二次原料の外食や食品メーカーへの販売、オンライン販売を行う。
創業者の長澤社長は、「(ブラジルの)アグロフォレストリーの産物でお客様の美と健康に貢献する革新的な商品をつくり、 利益をアグロフォレストリーに還元することで経済と環境が共存共栄する持続可能な社会の実現を目指すこと」を事業方針とし、利益と社会貢献、環境の両立を目指す。

新規上場:2014年12月

(参考URL)



IR開示評価
決算説明資料のわかりやすさ:AAA
決算説明動画のわかりやすさ:―
ESG関連情報:AAA

【コラム】
2002年、アサイーをはじめとするアマゾンフルーツのジュースバーを神戸にオープン。以降、日本で認知度が低かったアサイーフルーツの市場を開拓。アサイーフルーツへのこだわり、ブラジルの「アグロフォレストリー」へのこだわりは企業の系譜を見てもわかる。今でこそ、ESG・サステナブル経営が叫ばれ、社会起業家なるものがもてはやされるが、長らく赤字が続きその道のりは決して平たんなものではなかったのだろう。
たかだかフルーツの輸入商というなかれ。日本で認知の低かったアサイーフルーツの認知度は今や80%という。当初からブレずに「経済と環境が共存共栄する持続可能な社会の実現」掲げて事業を推進し、ようやく黒字化にこぎつけた社長の姿勢は尊い。

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