2024年3月のメッセージ
2018~2023年の5年間に渡り運用してきた「はてなblog」への投稿とLINE公式で配信していた「今月のメッセージ」をnoteへ一本化しました。
サロン会員の方も、そうでない方も、気軽に楽しんでいただけたら幸いです。
今月のこよみ
エネルギーを意識したい日にちをピックアップ。
二十四節季
啓蟄(3月5日)
啓蟄という言葉は冬眠から目覚めた虫たちが土を押し上げ光の下に出てくる様子を表し、生命力が覚醒するのを感じられる時期とされています。
⭐︎ネガティブな記憶を浄化するには最適です。朝、鏡に映る自分に向かって、「私の過去は浄化されました」と声に出して語りかけてみましょう。
春分(3月20日)
お彼岸の中日で昼と夜の長さがほぼ同一になります。
西洋占星術では12星座筆頭の牡羊座に太陽が入る日なので、1年のはじまりの日とされています。
⭐︎この日は此岸(この世)と彼岸(あの世)が近くなる日と言われているので、ご先祖様や故人を偲ぶ時間をもつことにより、魂の浄化を促すのには最適の日です。
月齢
月は感情的な肉体感覚と潜在意識の天体です。
生理的欲求や好き嫌いなど、無自覚な自分自身の欲求や情動を司ります。
新月(3月10日/魚座21°)
新月は死と再生の時間。
満月であかるみになったエゴ(自我)が新月には輝きを失うので、真の己(真我)に還る時間とも言えるでしょう。
パートナー、協同の部屋で迎える新月です。
Dec付近の新月なので乙女座Ascと双子座McとTスクエアを形成しています。
理想と現実、善と悪、男と女、心と身体など、異なる2つのものを統合調和することにより、魂の成長を促そうとする新月です。
目の前の他者と理屈抜きに感じたことを共有する、愛する人と心を共鳴させる、一体感に身を委ねてみるのもいいでしょう。
今回の新月は目の前の他者と統合調和するために「許し」と「感謝」を意識してみましょう。
特にパートナーシップにおいては、夢や理想を共有することで、新しいコミュニケーションの形が展開しそうです。
但し、他者と一体になろうとするあまり、自己犠牲の精神も高まりやすいので要注意。
自分のフィーリングを軽視することなく、心地よさを優先しましょう。
新月に願い事をする方は、魚座の象意に関する事がおススメです。
ジャスト新月から48時間以内(8時間以内がベスト)に願い事を書くと、願いが叶うと言われています。
ただし、ボイドタイムは避けて書きましょう。
今回は18時に新月を迎えます。ボイドタイムは翌日の明け方からなので、10日のうちに願い事をするとよいかもしれませんね。
ボイドタイム:3月11日 4時45分~9時19分迄
ボイドタイムは願い事をするよりも瞑想や祈りの時間に充てるのがおススメです。
満月(3月25日/天秤座6°)
満月は達成・成就の時であるとともに、潜在意識を解放するタイミング。今の自分に不調和・不要なものは新月へ向かう欠けゆく月の期間にどんどん手放してゆきましょう。
所有・金銭の部屋で迎える満月です。
自己表現の部屋から水瓶座冥王星が調和の角度で関与、共有・遺産の部屋で牡羊座水星が、管理・修行の部屋で魚座火星がノーアスペクトで滞在しています。
お金や持ち物に関する願い事が叶う、あるいは、譲り受けたり、受け継いだりといった流れが生まれそうです。
八方美人になりやすいので、自分の信念を貫く強さを持ちましょう。
これまでうまくいっていた相手に対して違和感を覚えたら、心の奥底にあるドロドロとした感情を手放すチャンスと捉えましょう。
意見の対立をおそれず、自分の立場を明確にすることが鍵。
歩み寄りを試みるよりも去る者追わずのスタンスで。
満月は浄化作用が強いので月光浴がおススメです。
パワーストーンやオラクルカードだけではなく、心や身体の浄化にも最適です。
心と身体の浄化に関しては、わざわざ外に出なくても、満月をイメージしながら瞑想するだけでも効果があります。
今回は天秤座の象意に関するデトックスを意識してみましょう。
ジャスト満月は16時00分。前後24時間が浄化タイムに適しています。
今月のメッセージ
日本で「新年度」といえば4月からが一般的ですね。
故に3月は古いサイクルを終わらせ、新しいサイクルに入る準備期間のような位置づけの時期です。
西洋占星術でも牡羊座に太陽が入る春分の日を1年のはじまりととらえるので、太陽が春分点に来るときのホロスコープを読むことで、その年の動向を占う方法があります。
今年も「おうちごはん光里」さんとのコラボ企画として、お話会を開催する運びとなりました。
京成本線 八千代台駅西口より徒歩2分
おうちごはん光里さんは千葉県八千代市にある家庭料理のお店です。
2020年からコラボさせてもらっているこの企画もお陰様で5年目となりました。
こちらでは、毎年、春分図からその年の動向を読んでおります。
併せて、スピリチュアルな世界観から「人生を楽しむヒント」になるようなお話もしています。
昨年末に閉鎖したオンラインサロンの先駆けとなったイベントですが、自宅サロンが紹介制ということもあり、オンラインサロン閉鎖後の今となっては年に1度の貴重な(?!)露出機会となっております。
ご興味のあるかたは、ぜひご検討ください。
お申込みは「おうちごはん光里」さんへ直接お願いいたします。
春分図読みはイベントでのお楽しみということで、今月は「自愛」について私なりの考えをお伝えしたいと思います。
手紙や挨拶の定型句に「ご自愛ください」という相手を慮る表現があります。
精神世界では、この「自愛」の意識がとても大切になってきます。
優劣、正誤、善悪、勝負、美醜、苦楽、上下、左右……私たちの意識はこういった2極をいったりきたりしながら、毎瞬毎瞬、自分が創造した現象を感情体験によりジャッジし、どちらか一方だけを体験することで、エゴ(自我意識)の観念を固定化し、「私」という存在を正当化しています。
感情のままにエゴのジャッジを正当化すればするほど、私たちは、この物質界で「分離」を体験できる仕組みとなっています。
物質界では「分離した意識(顕在意識と潜在意識)」と「エゴのジャッジ」により、孤独感、喪失感、不足感、欠乏感といった、総じて「ネガティブ」な体験が可能となります。
しかし、この「分離した意識」からくる、ネガティブな事象はエゴが見せている幻想を現実と認識しているだけの状態なので、体験はできても実体があるわけではないのです。
目の前に広がっている世界や、目の前に現れる自分以外の他人は、全てが自分の潜在意識が創造した現象(幻想)でしかありません。
要するに、実体がないのだから、そもそも喪失することも、不足することも、欠乏することも無いんですね。
それなのに、私たちはこの物質界でエゴの見せる幻想を「実体のある現実」と認識し、分離した意識からネガティブを体験することで恐怖や不安をベースにした世界を創造していることになります。
ここで思い出してください。
私たちはそもそも「愛と光」であり、ワンネスの存在です。
物質界での「体験・経験」のために意識を分離させたことにより、エゴが生まれ、分離という夢を見ている状態です。
ですから、誰かのために、何かのために、自分を犠牲にする必要はありません。
既に過去となった現象を維持する必要もなく、今の自分を否定したり不満を覚える必要もありません。
分離した意識が統合されれば、一切の不足も欠乏も無い、故に、不安も恐怖もありません。
エゴの見せる幻想は単なる「自己投影」です。
潜在意識が見せる現象をエゴがそれらしくジャッジして見せているだけで、実体はありませんから、どんなに都合の悪い現実であっても、それは自分自身の創造物。
故に、人や環境のせいにして、誰かになんとかしてもらおうと思っていても、何も変わりません。
私たちは自らの意識が創造した世界で、己の個性を活かすために与えられた肉体を使って活動(行動)することにより、魂を磨いています。
自作自演のストーリーを悲劇にするのも喜劇にするのも、バッドエンドにするのもハッピーエンドにするのもすべて自分自身なのです。
自愛すれば、結果的に自分の創造した世界のすべてを愛することになります。
自愛すれば、必然的に愛しかない世界になるのです。
全ては完璧に満たされていて、あなたの思い通りに世界は創造されるのです。
来る新年度に向けて、今月はぜひ「自愛」を心がけてみてください。
自分を愛せる人というのは、生きとし生けるものを愛せる人です。
そして、生きとし生けるものから愛される人でもあります。
自愛こそが「賢者の道」である。
私はそう考えています。
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