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苦手なお客様は思い込みです

感覚派サロンオーナーのcoralです。
2004年、自由が丘にネイルサロンをオープンし、現役オーナーネイルアーティストとして活動中です。
サロンを気楽に楽しく続けるための、ヒントをお話しします。


このお客さん苦手だな〜って方いませんか?
〇〇さんは、こういう人ってレッテル貼っていませんか?

人はみんな、多面性を持っています。
どんな人も、良い面も悪い面も持っています。

一度、お客さまにネガティブなレッテルを貼ってしまうと、そのネガティブな部分が、より強調される様なことが起きてきます。

この人は、『遅刻する人』とレッテルを貼ると、毎回のように遅刻してきたりすることないですか?

遅刻をしてしまう人にも、良い面はあります。

例えば、大らかで話を親身に聞いてくれる。とか、笑顔が素敵とか、信頼して任せてくれるとか…

人は、一日の中でも、バイオリズムが上下します。気分のいい時もあれば悪い時もある。
それは、自分自身にも言えることです。

相手の良い面にフォーカスするのも、悪い面にフォーカスするのも自分次第です。

悪い面にフォーカスしている時は、嫌な気分になりますよね?
でも、良い面にフォーカスしていれば、心は穏やかで気分は良いです。

もちろん、自分自身のバイオリズムもあるので、いつでもどんな時でも、何をされても、相手のいい面だけにフォーカスできる人はいないと思います。

でも、一度レッテルを貼ってしまうと、なかなか良い面にフォーカスできなくなってしまいます。

なるべく、たくさんの良い面を探して、苦手だなぁと思うところは、サラッと流しましょう。
口で言うのは簡単ですが、なかなか難しいですよね。
でも、これができるようになると、どんなお客さんも怖くなく、心のバランスを崩しにくくなります。

そして、自分と合わないお客様が、永遠に来店し続けることはありません。

私は、サロンをオープンして20年目になりますが、19年前からのお付き合いのお客さまは、何人かいます。15年以上の方は何人もいます。

でも、自分が苦手だなぁと思う方は1人もいません。
そして、お客様も自分自身も、日々成長し変化し続けています。


かつて、どうしても苦手なお客さまを断ったこともあります。
今思うと、私がその人に貼ったネガティブなレッテルをフォーカスし続けた結果だったと思います。

でも、断ってもいいと思います。
一度貼ってしまったネガティブなレッテルを、どうにもできない時、他のお客様へ悪い影響があると思うなら、それも自分に許しても良いと思います。

自分が、どんなお客さんでも良い面をフォーカスして、気持ちよく対応できる人になれたら無敵ですよね!
でも、人間だもの。そんな日ばかりじゃ無いです。

しっかりブランディングして、自分が来て欲しいお客さんに来てもらことができれば、苦手なお客さんは、はじめから来なく無くなります。

ひとりサロンの場合、来てくれるお客さんは、自分自身の投影と言ってもいいと思います。
自分自身がどう言う状態であるかによって、来てくれるお客さんは変わってきます。

苦手なお客様が来たら、自分と向き合ってみましょう。
ブレていたら、戻せば良いだけです。お客さんはその指標とも言えるのです。



良い面リストを作ってみる!


私は、マル秘メモにお客さまの良いところリストをこっそり作っています。
カルテにも、その日に話したことや、覚えておこうと思うことを書いて記録しています。

人はネガティブな状態の時に、人の良い面にフォーカスするのは難しいからです。

例えば、前のお客様にネガティブな話をたくさん聞いてしまって、ちょっと気分が落ち込んでしまったり、プライベートで嫌なことがあって、サロンに来ても引きずってしまったり、人間だものそんな時だってあります。

すぐに切り替えられたら、それで良いのですが、引きずったままお客さまをお迎えするのは良くありません。

そんな時、マル秘メモの良いところリストを見て、そうそう、こんな素敵なお客様が今日も来てくれるんだ、ありがたいなぁ〜。
と切り替えて、笑顔でお迎えすることができます。

実際、他人をコントロールすることは出来ません。どんなにこの人にまた来て欲しいと思っても、来てくれるかはお客さん次第。

でも、自分自身の考え方やあり方をコントロールすることはできます。

どんなお客様に来て欲しいのかを明確にすることで、自分のあり方もおのずと見えてきます。


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今後も、サロンを気楽に楽しく続けるための、サロンブランディングやマインドセットについて、マイペースに投稿していきます。
ご興味のある方はまた読みにきてください!


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