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移り変わる、思い出を一緒に作る人

Googleアカウントの容量がいっぱいになってきたので、Googleフォトのデータを整理していたときのこと。昔から今に向かって、いらないメモ代わりの写真をゴミ箱に入れながら、思い出となる写真も当時のことを思い浮かべながら、またこの時のように友達と旅行に行きたいなぁ、なんてアルバム整理をしていました。

でもふと思ったこと。友達も私も、家庭を持ち、子供がいて、多分「旅行に行きたい」「思い出を作りたい」と思う第一の存在は変わっているはずだと。また昔のように、お金を出し合って、行き先を決めて、行き方を調べて、ということをまずしたいと思う相手は家族なんだろうなぁということです。
子供がいる期間は長いようで、きっと短い。一緒に出かける、旅行に行くなんて、人生平均寿命のうち実は4分の1くらいの中でのことなのかもしれません。子供自身が自分の世界を作っていくようになると、親との時間は圧倒的に関心が薄れていく。ならば、その短い時間に思い出を作らない手はない。

思い返せば自分もそうだったと、今更親との時間を思い出したりして。子供たちの興味関心が外へ向かうようになったら、私たちはまた友達同士や私的な交友関係の”自分の世界”というものを堪能するときが来るのでしょうか。
そうしたいと思った時に一緒に思い出が作れるように、話したり会ったりできる時間がなかなか取れなくても、私の好きな人たちを"今"大切にしていきたいと思います。

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