こけらいふvol.12 気づきの翌朝
自分の言葉の奴隷として肉体を使役するのだ
が今朝もやはり布団の外に出るのは寒くて嫌だった。
昨日も、やるべきことの中からどれが一番やるべきことかわからず、やるべきことはやったがまだやるべきことが残っている
時間はずっと、あるけれどもない
ただぼんやりとぷかぷか空を浮かんでいたいと思う。天国っていうのはこうなってしまった人間のためにあるから、何もないんだろう。
子どものうちに死ぬことが地獄へ落されるのは、働かなかったから、天国のよさがわからないからでもあるのかもしれない
賽の河原で石を積むゲームの方が、何もないところでふわふわといることよりも、子どもにとってはいいんじゃなかろうか
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