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海外ノマドが#叶えたい夢‐今の自分を作ってくれた恩師への恩返し
海外ノマド…とは言え私は海外ノマドと言っても12歳から海外ノマド生活を送っている、ちょっと変わった人生を送っている。
もちろん、12歳から単身でフランスに行ってしまうというのはちょっと変わった子供であったとは思う。けれど、同じ学校にいた全卒業生の中でも、その後も海外で暮らしている人が多いわけでもない。
私の知る限りでも、もちろんこのアルザスという地に残った卒業生や、母校の先生になった卒業生、そしてヨーロッパに残っている卒業生などもいるが、数えられるほどかもしれない。
母校で会った恩師のお陰で
そして、そんな私はこの学校で出会った恩師がおり、その恩師が私に言った
「お前はいつも一人で廊下をフラフラしているから、これからもヨーロッパでジプシーのように生きろ。」
と言われ、本当にそれからずっと海外をフラフラ生きる人生を送っている。
その恩師は国語の先生だったのだが、私は小さい頃から本が好きで、色々書くのが好きだった。ただ、その「書く」というのがちょっと別の方向に行ってしまったようで、海外在住、私の場合は留学と言う形での海外在住が長く、色々な言語習得をしていた影響で言語学、外国語学習、留学などに関する
●修士課程研究論文 1本
●修士論文 3本
●博士論文 1本
を書いてきた。そのお陰で私は修士号を4つ、博士号を1つ取得している。
そして、その後海外の大学で日本語講師をしている。
人は色んなことに没頭したり、夢中になることができる。それが私はたまたま
●様々な国に留学し
●外国語を勉強することが好き
●勉強することが好き
●多くのことに「なぜ?」という疑問を抱き、それを解決するために色々調べることが好き
だった。だからそれが「言語オタク」として、最終的に大学での勉強というのを選んでしまったのだ。
そんな私を育ててくれた、恩師とその恩師に出会うことができた母校のことを少しでも多くの人に知ってもらいたくブログとして綴ってきた。それがNOTEを始めたきっかけでもある。
12歳で単身アルザスの小さな村にあった全寮制日本人学校へ-ぶどう畑の真ん中で
元々は私のちょっと稀有な人生を少しでも多くの方にシェアしていこうと、NOTEで記事を書いてきた。そして、私のこの先の叶えたい夢は、恩師が設立に関わった私の母校についてもっと多くの方に知ってもらいたく、それに関する本を書くことだ。
もちろん、学校設立の経緯だけでは面白くないし、私が今まで送ってきた経験なども交えながら、興味を持ってもらえるようなことを書きたいと思っている。ただ、論文ばかり書いてきた私には、なかなか魅力的な文章を書くことが苦手なように思う。
自分の今までの経験を話すと、驚かれるし、恐らくどこかでセミナーとかしたら面白いのかも、しれない、とも思うのだが、なかなかそういう機会にも恵まれない。私はどちらかというと、一目につくことが好きではなく、どちらかというと隠れて、ひっそりと生きているからだと思う。
けれどこれでは私の夢は叶えることができない。
私の叶えたい夢は本を書くことであるが・・
結局、書くことが好きでも、どうも固い文章になってしまい、読者の心をひきつけられる文章が書けないのではないかと思っている。私個人的には林望先生や、森村桂さんの海外でのエッセイなど本当に楽しく読んできた。けれど自分が同じような文章を書くことはなかなかできていないように思う。
そして、私は最近、今までの自分の特技を生かし、学会や学術発表会で私の母校の話や母校と語学学習の関係などを自分の専門と経験を交えて話していければと考えている。
以前私が修士論文を書いていた時も担当教官に
「君自身が本当は良いモルモット(研究材料)になれるよね。」
と言われたこともある。自分自身が
●海外経験が多く
●語学学習経験が多い
というだけではなく、語学学習の失敗も成功もどちらも経験し、多くの苦労や困難がありながら、他の人よりもずっと時間をかけながらそれでも諦めず、ここまで来た。
そして少しでも自分の研究や調査、そして経験に基づいた発表や文献執筆をすることで、別の形で自分の母校のことを知ってもらう機会を増やしていこうと考えたのだ。
決して頭のいい子じゃなかった
12歳で留学をし、様々な国を転々としてきた私は周りの人たちに
「勉強が好きなのね」
と言われる。
「お金と知識は裏切らない」
と私は思っているので、私はお金を使うことが嫌いで、できれば家で黙々と文献を読んだり、何か調べたり、そして仕事のPPTを作成していることが好きだ。
これもオタク気質だなああとしみじみ思う。
私は本を読むことと白い紙が文字で埋まっていくことが好きなだけ、の人間だから、決して頭の良い子ではなかった。本が好きでもその後視力の問題でかなり読み物ができなくなった。しばらくは文字を読むことができない生活もしていた。
本は文字が大きくならないので、今はPCで文献などを読み、画面を200倍とかにして、色々作業をしている。実はそんな問題すら持っており、本もちゃんと読めなくなってしまった。けれどこうして論文を書いていくことで、ほんの少し知識を得ることができ、知識を得るごとに、自分の知識のなさを感じ、そして論文を書くことで得た考える能力というのだけが少しだけ培ったように思う。
かなり時間がかかって就職し、今は大学で教える立場になった。
叶えたい夢は本を出版すること
実は本を出版するというのはずっと言っていることだった。けれどまだ叶えていない。
私の経験はそのアルザスでの経験だけではなく、その後イギリスの大学に留学したり、フランスでも大学以外でも色々なことをしてきた。そして、その後ベトナムなどアジアの国にも住んでいる。
フランスではアルザスワインというかなり特化した分野ではあるが、それだけは誰にも負けないほど詳しくなった。
アルザスのこと
外国語学習
アルザスワイン
海外移住
海外留学…
実は色々な分野でちょっとかなりコアではあるが、いくつかの分野で本を出版すること、それが私の夢だ。
最近は日本語学習、日本語教師として色々記事を書いていたら、アクセス数や「好き」の数も増えていた。(有難うございます。)
どういう分野が他者が興味のある分野なのか、どうも世界事情をあまり把握していないのかもしれないが、これから少しずつ
今ではこうして誰でもが多くの人に記事を読んでもらえるような世の中にもなり、そいううところからも本を書くこともできるが、私はまだまだ知らないことも多く、本を出版する、というところにまでたどり着けていない。
だから、この先、やっぱり叶えたい夢は今までの自分の体験をちゃんと生かし、知識を生かした本を書いて出版すること…。だ。
とちょっと遅くなってしまったが、2025年の目標として、掲げておきたいなと思う。