尊厳死と自死について考える ー3ヶ月後に人生を終わらせると決めた海外ノマド【2日目】
3ヶ月後に人生を終わらせると決めた
★この話しはフィクションでもありノンフィクションでもあります。
決心はしたので、これから3ヶ月、リアルな状況を綴っていこうと思っています。ただし、3ヶ月後にどうなっているかはまだ分かりません。
良かったこちら
【2日目】
尊厳死と自死について考える
例えばスイスには尊厳死と言うのがある。病気や事故で身体がもう全く動かなくなった人、余命宣告をされて、病気の辛さや苦しみから逃れたい人。
そう言う方が自らの死を選び、人の手を借りて死ぬことができる、所謂自死のようだか、人の手を借りるので又少し違うのかもしれない。
イギリス映画
「 世界一キライなあなたに 原題 Me before you 」
の中でも、主人公が不慮の事故で首から下が動かなくなり、そこに彼の面倒を見に貧しいけれど明るい女の子が彼の世話をしにやって来る。
彼は尊厳死を選び、その前に両親に数ヶ月の期間を彼の面倒を見てくれて、彼が考えを変えてくれればと願っていたが、彼女との最後の楽しい時間を過ごした後、彼は尊厳死を選んでしまう。
なんとも悲しい話だが、この映画で尊厳死について知った人もいるのではないか。
又実話を元にしたスペイン映画
「The sea is naide」もあるし、フランスの作家の方でガン末期になった方が最後に苦しい思いをしたくないと尊厳死を選び、その様子が動画で残されている。
もちろん日本では尊厳死なんて認められていないし、認められた国に行って、尊厳死をするにしても、これはこれで、かなり費用もかかることなので、病気の方が病気の最後の死の苦しみや、病気で身体が動かなくなっても、不慮の事故などで身体が動かなくなっても、そう簡単に死を選ぶことはできないのだ。
日本は自死の多い国だ。海外からも日本は自死の多い国としても知られている。
自ら死を選ぶ人が多い国なんて、なんて悲しい国だろう。
先進国と言われる日本で、豊かなこの国で、なぜ人は死を選ぶくらい苦しまなければいけないのだろうか。
死を選ぶ理由はそれぞれだろう。死なない他の方法がなかったのかと周りの人は思うだろう。
私が自分の人生も自らで終わらせようと思うのも、悲しいことなのかもしれない。今この人生に希望がないと言ってしまったら、それはなんだか虚しいものだ。
けれど、日々やりたいことをして来た私にとって、これ以上人生が続かなくても良いかなと思うのだ。
そしていつこの世界からいなくなるか分からないで
「いつかしたい。」
と思うようなことがあるのなら、健康な今、死ぬ前にしておくべきだと思うし、こんな明るい人生の終わりはないと思うのだ。
死ぬほど苦しんでいたり、辛いわけではなければ、死を選ばなくても良いと思うかもしれない。
けれど、私の人生は自由であったけれど、自分では避けられない多くの困難があった。
だから、楽になるためにも、自らでこの今の人生を終わらそうと思ったのだ。
でも、せっかくだから3ヶ月、この人生を楽しんだり、したいことをする期間を持とうと思ったのだ。