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【仕事管理】アクシデントとトラブルとタスクの違い

こんにちは、中村です。


ディレクター業をやっていると、何かしらのハプニングが起きます。


急遽、広告の修正が入ったり、広告運用の設定をイチから見直したり、画像デザインを変更したり。


実務上のハプニングもあれば、人手が足りないとか、人間関係が拗れている担当者のハブになるとか、想定内外でいろんな問題が起きます。


当然と言えば当然ですが、これはどんな仕事でも、仕事ではないどんな場面でも、何かしのハプニングは起こり得ますよね。


全てを解決しようとすればするほど、時間が足りない、業務量が多すぎるし、忙しすぎるなど、万年多忙になってしまいます。


じゃあ、どうするのか?ということですが、自分がこれまでの経験で気を付けてきたひとつのポイントとしては…


本当に解決すべき問題なのか?


これを見極めることが重要だと思っています。


もう少しわかりやすく考えてみます。


そもそも、問題とは?3つに分類してみましょう。

(1)アクシデント=緊急性が高く解決しなければならない問題。

いわゆる緊急事態です。緊急性も重要性も高く、とにかく最優先で対処しなければなりません。

自分の仕事で言えば、広告の着地先のURLを間違えていて、エラー表示になるなど、広告費を水に流すようなケースは即刻対処が必要です。

そして、対処した後はもちろん。そもそも、そうならないような仕組みを導入するなど、改善策を考えることも大切です。


(2)トラブル=解決しなくてもいい問題。

自分自身が直接解決する必要がなかったり、そもそも解決しなくてもいい問題です。

例えば、言うことの聞かない部下がいたとしても、他の人が前に進んでいける状況であったり、プロジェクトの目的が達成されるような場合、そこに時間を割く必要はあまりないこともあります。


無視。とにかく無視を決め込む。


冷徹に思えるかもしれませんが、放っておいても、うまく進む事案はたくさんあります。

これまでいろんな問題を解決してきた方こそ、最初は勇気がいると思いますが、一度でも試してみると、自分の時間の使い方が格段に上手になります。


(3)タスク=解決しなければ次に進めない問題

文字通りタスク。つまり課題ですね。目的をダウンサイズして考えていく過程で、超えなければならない壁が現れます。それがタスクです。


例えば、お店をはじめるなら、出店エリアを決めなければなりません。エリアが決まらないことには、出店できない=次に進めません。

エリアのマーケットサイズはどれくらいなのか?エリアに合わせたサービスは何なのか?

など、制約ありきの仕事も多々ございます。そうした次に進むための問題は積極的に解決していく必要があるでしょう。


このようにどんな問題なのか?問題の本質は何なのかを考えていく思考の癖をつけていくことで、本当にやるべきことが明確になります。逆に言えば、やらなくていいことが明確になるのです。


しかしながら、大切なのは、そこからさらに熟考することです。アクシデントと思っていたことが実はトラブルだったり、トラブルだと思っていたけれど、アクシデントやタスクだったり。


どれだけ考え方を身につけても、100%完璧に仕分けできないからこそ、何かしらのハプニングは起こります。


完璧を出発点にするのではなく、不完全を出発点にすることで、そうした危機への感度も高まるのではないでしょうか?



今日の記事があなたの参考になれば幸いです。


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