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名刺があれば仕事がはじまる。社員名刺のススメ

※この記事は株式会社コピーライターの社内向け記事です

あなたの名刺は、あたらしい仕事を連れてきてくれますか?

株式会社コピーライターの社員になると名刺をもらえるのですが、この名刺は、いまあなたが持ってる名刺よりも、あたらしい仕事を連れてきてくれる名刺になるかもしれません。

裏側には、あなたが考えたコピーを入れます。
肩書はなんでもいいです。英語でもいいですし複数も可。
ふりがなも書けます。

あなたがいま持ってる名刺と比較した
「株式会社コピーライターの名刺」のいいところ

コピーライターの肩書じゃない名刺を持ってる人

あたりまえですが、あなたがコピーライターだと相手に知らせないと、コピーの仕事は来ません。【営業 はせがわてつじ】と書かれた名刺で、「コピーも今勉強してまして〜」と言っても、コピーの仕事を頼んでくれる人はいないでしょう。

「コピーライターの●●です」と
名乗ることはコピーライターの第一歩です。

「株式会社コピーライター」という社名が横にあれば、「株式会社コピーライターの●●」という意味も入るので、ツッコミポイントにもなります。名刺は、いかにツッコミどころを用意して、会話を広げられるかが大事です。

いまフリーランスの名刺を持ってる人

フリーランスのコピーライターよりも、株式会社コピーライターのコピーライターのほうが、ツッコミどころがあります。まず、それが大事ですし、そこの自覚ができない人はコピーライターに向いてません。肩書も会社名も、キャッチコピーだからです。
「フリーランス」という文字を見て「フリーでひとりでがんばってるんだ」と思う人もいれば、「会社に所属していないんだな、大丈夫かな?」と思う人もいます。相手を見極め名刺を使い分けられるのは、名刺を複数もっている人だけが使える手法です。株式会社コピーライターよりも惹きのある屋号を考えられたら、それを使えばいいのです。法人としか仕事できない会社も世の中にはけっこうあるので、株式会社コピーライターを窓口にして仕事をするという選択肢もとれます。(もしそうなったら当然相手の会社のチェックは厳密にしますが)

広告制作会社の名刺を持ってる人

広告制作会社はたくさんありますが、「株式会社コピーライター」くらいコピーに賭けている会社はないでしょう。だいたいの制作会社の社名はキャッチコピーとして見ると「あぁなんかオシャレな社名だな」くらいの感想の社名です。飲食店の名前とおなじで、好みでなんとなく決めた工夫していない会社名が9割以上だと思ってます。(だからこそ社名を頼んでほしい)
また、会社の仕事として請けられない仕事も、株式会社コピーライターだったら請けられるかもしれません。それに、会社を通して仕事をしても、固定給は変わりません。でも株式会社コピーライターなら、制作費が収入になります。(もちろん税金や手数料などはもらいますが)

大手広告代理店の名刺を持ってる人

大手広告代理店の名刺は相手に「すごいな〜」と思ってもらえるでしょう。それは、株式会社コピーライターの名刺にはできないことです。でも大きすぎるゆえに、仕事を発注しようと思っても「うちの会社なんて相手にしてもらえないよな」と思う人もたくさんいます。じっさい取引口座開設の条件も厳しいでしょうし、大手広告代理店に100万円以下の仕事を頼もうと思う人はいないのでは?そう考えると、じつはあたらしい仕事を連れてきてくれない名刺なのかもしれません。株式会社コピーライターの名刺を渡して、「こっちの会社の社員もやってます」と言えば、「おお、あの大手広告代理店に所属する方にも、仕事を頼めるかもしれない」という選択肢を頭につくれます。まぁ名刺を複数渡すのは胡散臭さも出ますし、株式会社コピーライターはあやしい社名にも見えますし、渡すタイミングなど大事ですが。

名刺に入れる情報

ここからは、株式会社コピーライターの社員名刺の下のスペースに入れられる情報を伝えるので、自分だったら何を入れるかを考えてみてください。

殺風景に見えないようアイコンも入れてます。
電話マークは☎︎ではなく吹き出しに。

全体を通して言えることですが、なるべく同じアカウント名を入れたほうがいいということがわかります(ぼくもわりとちがうので反省)。アカウント名を名前にすれば、ふりがな代わりにもなりますね。

Xアカウント

名刺にXアカウントを入れておけば「Xやってるんですね〜」という話になり、相互フォローになれる可能性があります。名刺交換したあとのある日、不特定多数に送るDMを送りつけてくる人がいますが、あれは印象わるいです。嫌な会社、嫌な人だな〜と思われる可能性あります。名刺交換の場でフォローしてもらい、Xで投稿を見てもらえたら「お〜こういう仕事されてるのか〜」「お〜確かにそれ私も思ってた!」と関係をつなぎ止め進展させる可能性をつくることができます。Xをがんばっていたら、「あ、フォローしてました!」といううれしい展開もありえます。

名刺交換後の会話でトウトツに「Xやってますか?」と聞いたら、気持ち悪く感じる人、フォローハラスメントくるのか?と警戒する人もいるでしょう。相手がXにふれたくない人ならそもそもそこにはふれないと思うので、ツッコミポイントとして書いておくという感じでよいと思います。

もし「X、見られたくないな」と思う人は、名刺に載せるのをやめるか、仕事がくる可能性を増やす投稿をするのに徹するか、別のアカウントをつくってください。コピーと関係ないポストや愚痴のポストをするのも、SNSの大多数の使い方ですが、自分の投稿を見て仕事を頼もうと思う人がいるかはつねに想像するべきです。もしクライアントに見られたくない投稿を自分の名前でやってるという人は、コピーライターに向いてません。プロフィールに「仕事の問い合わせはDMで」みたいに書いといて、グラドルの4K写真やフォロー&RPで100万円プレゼント投稿をリポストしてる人は、自分の広告に失敗しています。

Facebookアカウント

「Facebookはオワコン」と聞きますが、メッセンジャーで仕事の連絡がくることは多いです。仕事をくれる人のFacebook利用率はそこそこ高いと思うので、友達になっておくのはアリだと思います。Xでの投稿は見逃してたけど、Facebookでの投稿は見るということもありえます。仕事の投稿は、なるべく多くのメディアでやったほうがよいでしょう。あと、メッセンジャーはメールのやりとりよりも気軽に連絡できますし。仕事をまとめたPDFなどもさらっと送れます。

noteアカウント

コピーを分析した記事、仕事で考えたコピーの制作プロセスの共有記事などは積極的に書いていくべきです。

◼︎コピーを分析した記事の例

◼︎仕事で考えたコピーの制作プロセスの例

「あ、こういう見方があるのか、さすがプロ」と思ってもらえば、プラスに働きます。株式会社コピーライターに入社した人の中でも、ぼくのことは知らなかったけど、牛角についてふれた記事を見て入ろうと決めたという方がいました。また、noteはGoogleと提携するまえからSEOが強く、検索で記事にたどり着いてくれる可能性が、ほかのブログサイトや独自のサイトよりも高いのでオススメです。

ポートフォリオサイトなど

そのほか、ポートフォリオサイトを載せるのもよいと思いますし、インスタ、TikTok、YouTubeなどを載せるのもよいと思います。名刺交換でふれられて、じぶんが話しやすいもの、アピールしたいものを載せるといいと思います。アピールできるものがない人は、アピールできるものをつくってください。情報があまり多すぎるとただの羅列になるので、4つくらいに絞ってください。

メールアドレス

メールアドレスはGmailでいいので、名前にしてください。

usagipyon81happy@gmail.com

より、

tanakafumitaro@gmail.com

というアドレスのほうがちゃんとしてるように見えるからです。高校生のときにつくったアドレスしかないなら、新しくつくってください。ぼくはGmailアドレスを累計で30個くらいつくってます。
また、Gmail以外のフリーアドレスやどっかの回線契約でつくれるアドレスは、ことばを選ばす言えば「情弱(情報弱者)」に見える可能性があるので避けたほうがいいです。Gmailの迷惑メールフィルターは優秀です。名刺とは関係ない余談ですが、WEBサイトに「tetsujiii★gmail.com ※★を@に変えて」みたいに書く人がいますが、そのまま書いて大丈夫です。

もし、xxxx@copywriter.co.jpのアドレスが使いたい方は、月2000円の利用料でつくりますが、Gmailで十分だと思います。100万登録者超えるYouTuberだってGmailの人が多いです。

電話番号

テルハラという言葉もあるいまの時代、電話番号は載せなくてもいいかもしれません。電話がニガテという人は載せないほうがいいと思います。ただ、「電話番号を書いてないのはなぜ???」みたいなことを思う人も一定数いると思います。電話をやたらしたがる人、電話のほうが誠意があると信じてる人は、面倒かもしれませんが、仕事をくれる人の中にそういう人もいるのであれば、向き合うべきかと思います。

そのほか、住所を入れるのもアリです。住んでる住所で会話するというパターンもあります。LINEはやめておきましょう。仕事で使いたがらない人が多いと思うのと、流出イメージがあったり、LINEを載せてるのが印象よくないかなと。仕事のやりとりをLINEですることはありますが、自分からLINEを聞いたことはありません。

名刺の裏にコピーを書けます。


これはじっさいに名刺をつくった社員の方が入れてることばです。

ぼくのオススメは、自分の心情を語るよりも、名刺交換のときの会話のネタになるものを載せておくのがよいと思います。

と書いてあれば、「これどういうこと?」と聞いてくるかもしれませんし、

と言われたら、話が弾む可能性もあります。

趣味の話が得意な人はその話題に持っていくのもアリです。いきなり仕事仲間にはなれなくても、サウナ仲間になり、そこから仕事仲間になるという展開も。

ぼくを救った名刺裏のコピー

ちなみに名刺の裏は見ないと思われがちですが、名刺をひっくり返して裏を見る人はけっこういます。
リクルートの名刺を持っていたとき、裏側が真っ白だったので、そこをじぶんの求人広告にしました。

もうすぐクビになります。
仕事をくれたら、ぼくの両親が喜びます。

というような長いコピーを入れてましたが、これはめちゃめちゃツッコミをもらえました。じっさいAppleの仕事を紹介してくれたコピーライターの偉大な先輩もいたので、仕事を連れてきてくれたキャッチコピーです。会社の名刺の裏に勝手に印刷するのは常識ないかもですが、会社の規定にはとくにダメだと書いてませんでしたし、部署がつぶれてクビになるので、名刺の裏を求人広告にするくらい許してくれるのではないでしょうか。

長くなりましたが、名刺をつくりたい人は

① 肩書
② 名前
③ ふりがなを入れるか/入れないか
④ 下に入れる情報
⑤ 裏に入れるコピー(文字の大きさもリクエストあれば)

を、ぼくへの個別メッセンジャーで送ってください。
デザインはぼくがやりますが、印刷はご自身でネットプリントなどを使ってやってください。おすすめの印刷サイトも教えます。

以上で名刺についての話は終わりますが、サムネイルでも出てきているここのコピーの解説をします。

ここからは、社外秘の情報です。
読みたい人は、100円で社員になってください。
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