私の昭和歌謡103 あの素晴らしい愛をもう一度 1971
知る人はみんな亡くなりいなくなりあの素晴らしい時代(とき)は思い出
新幹線が止まるけど、都会ではない街のコンサートは、労音がしきっていた。
高校生のPPMのカバーグループの連中と、市民会館の1階の真ん中辺で聞いた。千円代だったかな?映画は5、6百円だったからね。高いってこと。
照明もなく、まるで講演会みたいだった。
で、吉田拓郎、加藤和彦ぐらいしか覚えていない。
当時の私は、チャラ男の吉田拓郎が好きではなかった。ところが、このコンサートでファンにはならずとも、見直したことがある。
ギターの音色がすこぶる良かった。高いんだろう。でも、ライブでしか感じられない
「うまい!」
ギターも歌も「うまい」と実感してしまったんだなーw
ま、それはともかく加藤和彦。もうソロだったから、ギター弾き語りだった。これに、私はえらく感動した。
「不思議な日」の秋の節。
🎵 果実は割れた 風の詩人は 星から星へ 姿を変える
不思議な 秋の日 🎵
どの季節もいい歌詞とメロディーだけれど、このフレーズのあとの、ハミングと一緒にギターが同じフレーズをなぞる。素敵だ。
加藤和彦の歌声は変わっている。ビブラートがかかってる。ドノバンの唱法なんだってと言ってた人がいた。でもそれはビブラートではなく、切り気味に歌う感じのことかな?
マイクを通した、この「不思議な日」の弾き語りは、50年経っても忘れていない。私の心を揺さぶった演奏だった。
「あの素晴らしい愛をもう一度」もヒットした。これは北山修と加藤和彦コンビの曲だ。「白い色は恋人の色」にそっくりなwギターピッキングだ。
今では、合唱曲にもなっているほど。でも私は「悲しくてやりきれない」のほうが好きだ。
結局、作詞がサトウハチロー。「不思議な日」のほうは松山猛。なんか、仲良さそうだったけど、加藤和彦がいい曲をつけたのは、北山修以外の作詞家のような気がする。
それは私の好みが、ってことですが。
だからもう一曲載せておく。
ナショナル住宅のCM。これは松山猛の詩。すごく印象的だった。わたしがまだテレビを見てた頃、1970年代のこと。
どんな家か?夢が広がっちゃうよ。
草の燃える匂いのするカーペット
天体観測のできる透明な屋根
小鳥が飛び交うし花だって咲いてるベッド
長い髪と黒い瞳の嫁さんww
これは、口ずさむのにぴったりだった。最高。楽しいし、私は絶対こういう家に住みたいって思った。
そしていま・・・
そういう家に住んでいます。だって、同級生で、この曲を聴いて、夢を見た夫婦だから。
一つ違っているのは、私はもう長い髪のキラキラ星じゃないけどね。
ごめんよダンナww
【参考資料】
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