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私の昭和歌謡121 空に太陽がある限り 1971


天に星、地には花なら、人に愛。恋したひとは皆詩人


ゲーテが言ったとされている言葉。
(でも原典は不明という)

天には星がなければならぬ。
地には花がなければならぬ。
人には愛がなければならぬ。

きゃあw
さすが。絶倫男性雑誌のネーミングにもなった「ゲーテ」さん。

同じく「愛してる。空に太陽がある限り。」などという大層な、いや無責任な歌を作った人がいる。

ハマクラさん。語呂合わせでノー天気な、浜口庫之助の歌。

にきしのあきらが歌った。
流行りの歌を口ずさんで登下校した小学生。さすがに中学生になると、これは歌えない。家で小声で歌うようになった。

こんな歌、恥ずかしいでしょ。でも、CMソングのような繰り返しと、深みのない歌詞に、思わず・・・口ずさんでしまうのだ!

🎵愛してる(愛してる)とても(とても)
愛してる(愛してる)ほんとに(ほんとに)🎵

にしきのあきらの歌声に、女性コーラスのこだまが返す。
ほんと、単純なこれだけ。

で、🎵愛してる(愛してる)いつまでもー
空に太陽がある限りー🎵

と、曲の題名がどーーんと登場する。

私が歌う時、(女性のこだまコーラス)も続けて歌った。靴下を洗ったりすると、Aメロで洗って、Bメロでゆすいで、「そーらにーたーいよおがー」で絞って、「あーるかぎーりーー」で伸ばした。

ラテンのようなオープンな愛を、よくもまぁ、こんな単純な歌謡曲にしたものだ。歌詞の意味を考えたら恥ずかしくなるので、中学生の私は、ノリのいいメロディーを楽しむだけだった。

にしきのあきらといえば、スター大運動会が浮かぶ。恐ろしく運動神経がいい。まだ現役っていうのも納得できる。

それから、映画「戦国自衛隊」。確か脱走して恋人と逃げようとしていた役だった。この短髪はなかなか似合っていた。

本物の自衛官に見えるw

最近、安田監督の「侍タイムスリッパー」を観た。これは、侍の方が現代に来てしまう物語。「戦国自衛隊」は反対に戦国時代へタイムスリップする。

どちらも日本人の心を突く作品だ。私は悲しい結末より、安田監督の映画の方が好きだ。


さて。
にしきのさんは、確か自身で、韓国系日本人、帰化人だと表明している。朝鮮民族を誇りに思っている。それはいいことだし、日本人なんだから、反日でなければ、隠す必要はない。

タレントには昔から朝鮮系が多い。そして、隠している人も多い。だから、オープンに言えることは、他のタレントにとっても嬉しい(かどうかわからないけど)んじゃないかな。

75歳。現役だという。

令和で活動を続ける、昭和の歌手にエールを送りたい。



【参考資料】




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