私の昭和歌謡72 小樽のひとよ 1967
雪のなか必ず行くよ待っててとそんな男はいるのだろうか
ムード歌謡が好きな小学生はいない。
当時並行して流行していた若大将シリーズとタイガースと比べたら、もちろんそっち。
どうしてこの歌をしっかり歌えるか?
それはテレビが歌謡曲をしっかりと流したからだ。それと、パチンコ屋。
東京ロマンチカは、リーダーの鶴岡雅義のレキントギターがウリなんだ。ムード歌謡が好きでなくても、彼のギターの超技巧は唸ってしまう。
ほとんど伴奏などというものがなく、ボーカルの三條正人とギターの掛け合いのような展開に、日本人は魅了される。
テレビではボーカル以外はギターを持っている。
ベース一人と、なんとカバサが一人ww
カバサって!!
で、コーラスが女性の高音、いやもちろんバックコーラスはメンバーの裏声なんです。これがテルミンのようにw効果がある。
私が印象的だったのは、ボーカルの三條正人の歯並びと白さだった。入れ歯のようなビシッと並んだ前歯がハリウッドスターのように光っていた。
こんな白い歯が昭和42年の日本人にいたことが誇らしい(笑)
イケメンで爽やかな彼の結婚相手は香山美子だった。
私は香山美子は好きだった。顔はもちろん好き。なんとなく、いい子と悪い子の両方を隠さず表現している女優だった。
その両人が結婚したという。
今写真を見ると、あらためて、雰囲気がいかにも「昭和だなぁ」と思う。
サイモン&ガーファンクルや井上陽水なんかを聞いていた私も、67歳になると、ムード歌謡の魅力がわかってくる。
日本の歌謡曲は、特に昭和歌謡は、今こそ研究する価値がある。うん。
🎵小樽は寒かろ 東京も こんなにしばれる 星空だから🎵
天気予報は北海道は吹雪だという。
今の北海道の人は、ちゃんと冬支度をしているのだろうか。
なぜか、心配になってしまう。
【参考資料】
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