シャニアニ2ndシーズン 3章感想
※本記事はアニメ「アイドルマスターシャイニーカラーズ 2nd season」の先行上映第3章のネタバレを含みます
こんにちは。シャニアニ2期の3章を見てきたので以下に感想を書いていこうと思います。
9話
ストレイライトのイベコミュである「The Straylight」から。
普段のストレイ3人の家族感が好きなのですが、それがアニメになることでより強調されてるような。夜の事務所でめいふゆがユニット結成してすぐの映像見てるところとか、子供が寝静まった後の夫婦すぎる。アニメになると、あさひの仕草で「こいつ今話聞いてないな」がわかるのおもしろい。
進行自体はコミュ準拠ですが、改めて見返すと、愛依がファンや仕事先のイメージを背負ってる自負を持ってることが既に人として立派で感動。そこから「ステージのうちもうちなんだ」の結論に至る過程で、冬優子が初めに相談役として支えるところが良い。ストレイライト好き。
10話
放クラより、智代子のPカード「かきまぜたら*ミルク」の回。
智代子がアイドルになるにあたっての要因となった瀬野あすみちゃんの出る回。まさかビジュアルがしっかり出るとは。太眉めでかわいいし、小倉唯の声もする。
今までコミュからストーリーが引用されている回はセリフや展開概ねそのまま出てくることが多かったですが、追加のセリフが多くてアニメで見るにあたって満足度高かったです。アニメの放クラ回当たり多くて嬉しいな。
放クラみんなが「どんなアイドルになりたいか」を掲げてくれてすごい嬉しかった。どれもみんな立派。でも凛世の「全てに心をこめる」の衝撃でしばらく記憶無くした。もこもこの凛世かわいいね。
暖炉の前でブランケットかけあって肩を寄せ合って、それで夏葉のなりたいアイドルが「No.1のアイドル 放クラのみんなと」なのずるい。俺はやっぱりこの5人が一番好きです。放クラとあすみちゃんずっと仲良しでいて。
智代子が掲げた「友達の夢を叶えることが私の夢」に至るまでの過程は、アニメだと放クラと話す中で見つけたものでしたが、コミュだとシャニPが共に導いた結果なので、読み味が異なってて面白かったです。
アニメ見たあとに、ぜひとも【うつくしいあした】【はじめましてラストダンス】を読んでほしい。ラストダンスはトワコレ限定ですが……。かきミルも限定ですが……。
そういえば最後撮影で向かってたところ、恐らく栃木の霜降高原かも。滝は恐らく華厳の滝。オタク、栃木行くぞ。
11話
SNSでバズる浅倉の回。浅倉GRADから。
演出が総じて好きだった。鼓動のところとか、浅倉が走るところの魅せ方は今までなかったしかっこよかった。「走ったあああああああ!!」と心の中で叫んだ。
浅倉がアイドルとして息をする、生きるきっかけを与えた真乃の言葉が、たどたどしくも伝えようとしてるのがいい。そして2期はじめにあさひに問いかけられたことにも回答を出せるようにもなってる真乃の成長ぶり。
エンディングのノクチル曲よかった。サビ前にメンバーのコーラスが入るの今までなかったしめちゃくちゃ好き。
12話
シャニアニ時空での2ndライブ「Prism Flare」。
やっぱりシャニアニで描かれるライブってすごい見ごたえあって楽しい。ライブはシャニアニの大きな見どころとしてもっとピックアップされてほしい。
満を持して披露の「いつだって僕らは」もステージ演出だったりが綺麗で、何より客席に背中を向けるところ。見たいものを見せてくれてありがとう。
イルミネの書き下ろし曲もいきなり泣きそうになってしまった。イルミネの曲って年月積み重ねるごとに感情が積み重なって泣き曲になってくのが多いのに、これはいきなりトップギアで泣かせにくるのでずるい。
そして最後の「プリズムフレア」すごすぎるだろ。初めてのフル披露ってのもあるけど、カメラがかっこよすぎる。11話、12話のカメラワークは神がかってる。
2期の大団円としてすごい面白かった。
おわりに
シャニアニ2期全体を通じて、1期よりも演出面がさらにパワーアップしててとても面白かったです。1期から2期まで期間は短かったはずなのに、あそこまでブラッシュアップできたのすごい。
少し不満点を挙げるなら、尺が足りなさはどうしても感じました。元のコミュの起承転ぐらいは書いて、結にはたどり着けてなかったりちょっと大事なセリフや描写が抜けてしまってるところが多い印象。また、後半は真乃透を主軸にしたことで灯織めぐる、円香小糸雛菜の掘り下げが少なかったのはさみしい。
でもこれを解決する方法、1話増やすか1話の時間を40分にするぐらいしかなさそうな気もします。どこを調整してやればいいかわからないし、仕方ないと思ってます。
さて、シャニアニ2期では全体としてアイドル個人それぞれの「色」について描かれてきました。その「色」とはアイドルの個性であったり、アイドルとして何をしたいか、どんなアイドルになりたいかなど、それぞれが抱えているものです。
コミュを通じてアイドルの「色」について、程度はそれぞれ理解してきたつもりですが、アニメという一本の筋を通して見たことでそれがありありと伝わってきました。2章で「これが面白いのって面白いコミュを引用してるからだけなのでは」と思わなくはなかったですが、アイドルの「色」を知るという点で1つの作品として面白かったです。
そして、一人一人違う「色」である個人同士が集まり、ステージに立ちパフォーマンスを成す、その美しさとありがたさ、喜びを最終話で大いにに感じることができました。これもコミュだったりライブイベントだったりで表現されてきたことではあったと思いますが、アニメ見るまでは気付けなかった。
それの尊さに気づかせてくれたという点では、私としてはシャニアニを見た価値はとても大きなものだと考えます。シャニアニって面白い。
3期の匂わせはなかったですが、ぜひとも劇場版アニメシャイニーカラーズ・シーズ編コメティック編でそれぞれ120分やってほしい。アニメでどういう描き方するか、ライブシーンがどうなるか見たい。
長くなりましたが以上でシャニアニ2期第3章の感想を締めようと思います。読んでいただきありがとうございました。
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