どの立場で考えるか?で違う問題-暴言問題-

どんな話もその人の立場や考えで受け取り方が違うのは当然の問題として、なかなか違う視座、視点に立てないのはとても難しい問題です。

カンニング竹山さんの意見にもうなずけるところもあります。当事者間で解決している(と考えられる)問題を第三者が勝手に騒ぐのかいかがなものか?という点です。これは本当にその通りで、完全に余計なお世話です。

しかし、この問題というか、「とろサーモン」の久保田かずのぶ氏と「スーパーマラドーナ」の武智正剛氏の発言をハラスメントとして捉えて場合はどうでしょうか?この問題はセクシャルハラスメントになると思います。いわゆるセクハラは、当事者間だけでなく、その行為、発言を聞いた人がセクハラと感じたらセクハラなのです。なので、当事者間で解決しているかどうかは関係ありません。つまり、ハラスメント問題として捉えれば終わっていないということになります。

また、この問題は大御所への若手(40が若いか?)への暴言として問題になっています。特に上下関係が厳しいお笑いの世界なので問題視されているようですが、本当はそんなこと関係なく、女性へのハラスメント問題として取り上げるのが筋な問題です。

また、竹山氏の発言で一番怖いのは、当事者間で終わっているから終わりとした場合、立場が逆、目上の者から目下に対して行われた発言であれば、上下関係が厳しいお笑いの中では、すぐに解決した問題になり、ハラスメントが問題がうやむやになってしまうということです。

アメリカでは#metoo問題で、辞任・辞職・引退をした大物がShowbiz界でもたくさん出ました。日本の芸能界はまだそんな感じではないのかもしれませんが、広告界では会社を去った大物もでてきています。

インターネットと何も変わらない。非常にダサイことをしている

そこはその通りして、どのポイントがダサくて、何が問題なのかを切り分けて議論できると建設的なのではないでしょうか?

まあ、ワイドショーだから、その存在意義自体どうんだ?ってさらにマクロの話はあるとして。















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