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トラッシュトークは大人の嗜み
プロとして最も大切な事、それは
客を呼ぶ事(収益を上げる事)
です。
議論の余地はありません。
それで飯を食うプロなのですから。
一生懸命練習しようが強かろうがファンに優しかろうが人格者であっても客を呼べなければアマチュアです。
(ここでアマチュアを馬鹿にするな!と思った方こそ、プロがアマチュアより上位にあると思っている人です。アマチュアはアマチュアで結果以外何も認められない厳しい世界だからです)
年末のRIZIN26で決定した萩原京平vs平本蓮では平本蓮のプロとしてのセンスが光ります。
※芦田選手は立ち技ルールで平本選手にKOされ、MMAルールで萩原選手に一本勝ちしている。
はっきり言って高レベルのMMAの攻防が期待出来るカードでは無いにも関わらず、ここまで注目が集まるのはお互いが喧嘩を売り買いしているからです。
格闘技に「戦略無き大人の対応」は要りません。
そして先のRIZIN25でのタイトルマッチ朝倉未来vs斎藤裕です。
対戦決定のくだりで話題になったのが斎藤選手の
「機会があれば…」
試合自体はとても面白く、斎藤選手は本当に素晴らしい選手ですし、結果的に斎藤選手がスカした事が評価されましたが僕はそうは思いません。前田日明の言葉を借りれば
「言葉のキャパが足りなかっただけ」
だと感じますし、スカし方にも工夫の余地がありました。例えば「僕の方がチャンピオンなので未来選手が望むのなら考えても良いです」とでも言ってくれれば間違いなくもっと盛り上がりました。
※前田日明YouTubeチャンネル
「頑張るのは当たり前。お前らの言葉で客を呼ぶんだ」
最後にUFC史上最高のトラッシュトーカー、チェールソネンの言葉です。彼は絶対に
「UFCが望むなら誰とでも戦う」
とは言いません。
ソネン『「UFCが望むなら誰とでも…」という奴、笑わせるな。お前がUFCが組んだ奴と戦わなきゃいけないことは分かってる。質問は「誰がいいのか?」』だ、お前は機会を失ったんだ。
如何でしょうか?
誰もがトラッシュトークをしろだなんて思いませんが、あまりにも考えが足りない発言が多すぎやしませんか?
誰もが実力だけで突き抜ける堀口恭司になれる訳ではありませんから。
僕は人格者や聖人よりもチェールソネンやディアス兄弟、朝倉兄弟、青木真也が闘う所を観たいと思います。