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音声SNSとは? 活用方法と注目のサービスをご紹介

多くの人に利用され、著名人も利用しているSNSの中に、音声SNSと呼ばれる音声で交流するSNSがあります。

今年のはじめにアメリカ発のClubhouseという音声SNSが突如として話題になり、有名人がこぞって利用しメディアを賑わせたのを覚えている人も多いのではないでしょうか。

その後、一時期の過熱はおさまりましたが、インフルエンサーがファンとの交流で利用したり、 Twitterが音声で交流できる新機能を追加したことでより気軽に誰でも利用できるなったりと、じわじわと裾野を広げています。

そこでこの記事では、利用が広がっている音声SNSについて概要や活用方法、特徴について説明し、人気の音声SNSについてもご紹介していきます。

音声SNSは、声での交流になるためより感情を伝えやすく、コミュニティ作りにも良いツールになっているので、インフルエンサーとして活動したい人はもちろんのこと、サービスの集客でSNSを活用している人にもおすすめです。興味のある方は、ぜひこの機会に特徴や注目サービスを押さえておきましょう。

音声SNSとは

これまでの多くのSNSはTwitterやInstagramのように文字や写真、動画で発信をしたりコミュニケーションを取るものが主流でした。

文字や写真は慎重に準備してから投稿できるといったメリットがある反面、感情や思いが伝わりにくいというデメリットがあり、SNSでしばしば起こる炎上もこのような発信側の意図と受け取り側の印象のすれ違いによるものが多いと考えられます。

一方、音声SNSでは発信やコミュニケーションを音声で行うため、伝えたいことに感情やニュアンスをのせて発信しやすく、このような発信側と受け取り側のギャップを少なくすることでより親密なコミュニケーションを取ることができます。

音声SNSが注目を集めたのが、コロナ禍でコミュニケーションに飢えている人が増えていたタイミングにリリースされた「Clubhouse」がきっかけだったことも偶然ではなかったと思います。

このように音声SNSは、より親密なコミュニケーションがしやすいという特徴から新しいファンを獲得したり、既存のファンをよりロイヤル化するのにも適したSNSとなっています。

TwitterやInstagramでフォロワーになってくれた人と音声SNSで交流するといった既存のSNSと組み合わた使い方がよくされており、インフルエンサーの御用達のサービスになりつつあります。

音声SNSの特徴

繰り返しにはなりますが、音声SNSでは音声を使って発信を行うため、感情やニュアンスを音声にのせることが可能です。

そのため音声SNSは、ライブ感を出して盛り上げたりできるメリットや、文字や画像だけでは誤解が生まれたり思わぬ受け取り方をされて炎上してしまうといったSNSでは起こりがちなリスクを回避しやすい特徴があります。

その反面、発信した情報は音声を聞いてもらって初めて伝わるため、まとまった多くの情報を伝えるという点ではテキストに、一目で見てわかるという即時性の点では写真や画像に劣るという点も理解しておく必要があります。

また、音声を収録して発信するため、文字や画像を発信するSNSよりもやや利用する敷居が高くなっていると考えられています。

メリット・デメリットがありますが、既存のSNSと補完的な特徴でもあるためうまく組み合わせることで大きな成果を得ることができるので、自分の得意・不得意も踏まえて利用を検討してみてください。

注目の音声SNS 3選

ここでは、注目の音声SNSを3つご紹介していきます。
ラインナップは以下のとおりです。

・Clubhouse
・Twitterスペース
・stand.fm

一時はSNSでの話題をかっさらった「Clubhouse」については、当時の盛り上がりや現在の状況を詳しくご紹介していますので、ぜひ確認してみてください。

Clubhouse

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「Clubhouse」は、国内における音声SNSの認知度をアップさせたサービスとも言われており、現在でも知名度も高いサービスです。

2020年にリリースされたClubhouseはアメリカのシリコンバレーを中心に人気を集め、2021年1月には国内でもリリースされ注目を集めました。

当初は招待制のサービスだったと言うこともあり、一時は招待枠を欲しがる人でSNSは溢れかえりました。

現在は招待制度はなくなり、アプリをインストールすれば誰でも利用できるようになっていますので、気軽にClubhouseを試すことができます。

Clubhouseはアップデートを重ねており、空間オーディオ機能やClipsと呼ばれる機能も追加されています。

空間オーディオ機能は、Clubhouseでオーディエンスとして話し手の声を聞く際に、自分の周りを取り囲んで話しているように聞こえる機能です。この機能を活用すれば、誰が話しているかを認識しやすくなりますので、日常で人と話す環境に近づけることができます。

また、Clips機能はオープンルームと呼ばれる誰でも参加ができるルームの会話の中から、最大30秒の音声をクリップとして切り抜いて、共有することができる機能です。

これまでのClubhouseではルームに入るまでどのような話をしているかわかりませんでしたが、Clips機能で共有された音声を聞くことで、どんな人が何を話しているのかを掴めるようになるので主催者としては切り取ったクリップを他のSNSなどに投稿することで新たな集客に役立ちます。

このようにClubhouseは使いやすく多機能で、今後も新たな機能を展開していくと考えられますので、音声SNSに興味がある人にとっては引き続き要注目です。

■Clubhouseインストール
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/clubhouse/id1503133294

・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.clubhouse.app

Twitterスペース

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続いてご紹介する「Twitterスペース」は、Twitter上で音声を使ってリアルタイムで会話ができる機能です。

本機能は2021年5月に始まったばかりで、基本的にスマートフォンで利用することができます。

ブラウザ版からも利用はできるのですが、話し手(スピーカー)になることはできず、聞き手(リスナー)としてだけ参加ができるようになっています。

Twitterスペースの特徴の1つとして、参加しているアカウントのフォロワーがスペースを確認し、参加できる点が挙げられます。

そのため、知らない人と新たに交流できるという点が魅力で、Twitterのスペースを利用する人もいます。

既にTwitterでフォロワーが多くいる人にとっては気軽に使えて交流が図れるので、フォロワーとの交流を深めたい人はぜひ利用してみてください。

■Twitterインストール
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/id333903271

・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.twitter.android&hl=ja&gl=US

stand.fm

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最後にご紹介する「stand.fm」は、日本発の音声SNSです。

リアルタイムで音声を発信できる配信だけでなく、音声を収録したものを投稿することもできるため、あらかじめ話す内容が決まっている場合に利用しやすいのが特徴です。

さらに、収録した音声を切り抜くなどの編集もできますので、不要な部分や聞かれたくない部分をカットすることもできます。

また、視聴者からメッセージを受け取れるレター機能が用意されていますので、生配信では話題に困ることがありません。

直感的な操作で簡単に利用できますので、気になった人は試してみてはいかがでしょうか。

■stand.fmインストール
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/id1407609776

・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=co.newn.standfm&hl=ja&gl=US

まとめ

ここまで、音声SNSの概要や特徴、具体的なサービスをご紹介してきました。

音声SNSは独立したサービスとして展開されるだけでなく、これまでのSNSに新たな機能として加わる可能性もあり、より身近なサービスになってきています。

さらに、他のSNSに比べてまだ新しいサービスですので、注目を集めればインフルエンサーになることができたり、YouTubeなどに誘導することでお金を稼ぐことも可能になったりと、さまざまな活用方法が考えられます。

なお、どのように音声SNSが利用されているかを知るには、自分で使用してみるのが1つの手ですが、音声SNSを始めたばかりだとなかなか人が集まらないことが想定されます。

そんなときは、Twitterで「#スペース」と検索をしてスペースを開いている人を探してみたり、Clubhouseやstand.fmに登録して他の人がどのように活用しているのがをチェックしてみるのがおすすめです。

音声SNSは比較的まだ新しいサービスで、今後も様々な進化していくと考えられるで、興味がある人は利用しながら引き続き動向をチェックしてみてください。

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