見出し画像

#6 紅茶に合うおやつ探し "ざっくりスコーン"編

9月に突入し、今年も残り4ヶ月。
北海道の山にはまもなく雪が降り始め、今月下旬には旭岳が初冠雪を迎えるでしょう。この時期から冬の入口がもう見えているのが、北海道です。

雪で覆われる時間が長いだけに、どさんこは冬の前の季節を存分に楽しみたい! という思いがとりわけ強いような気がします。

特に、夏が終わった「秋」はその思いもひとしお。我が家も「この時期を逃すまい」と、例年なら週末は果物狩りや紅葉狩りなどにいそいそと出かけています。

画像1

ドライフルーツティーに合うおやつとは?

舌も収穫期を察知するのか、秋は美味しいものにも敏感。
今年は「COPECO」との新たな出合いもあったので、この絶品ドライフルーツティーに合うスイーツを探す楽しみも増えました。

探すだけではなく、作る楽しみも!

というわけで、今回はCOPECOにぴったりの「手作りスコーン」をご紹介します!「いきなりスコーン作るってハードル高くない?」と思ったそこのあなたー!!!

お菓子作り経験ほぼゼロの私でも簡単ッに出来ましたから、ご安心を^^
だって、今回のキーワードは「ざっくり」ですから(笑)
お菓子作りって「丁寧にきっちり」なイメージでしたが、その逆をいきますw

紅茶といえば
やっぱりスコーン

スコーン作りの先生になって下さったのは、旭川で約30年紅茶専門店「ライフラプサン」を営み、お店のツイーツは自宅で全て手作りしている糠谷真紀子さん。

画像8

かつて取材でお世話になって以来、旭川に行くと必ず立ち寄る大好きなお店なのですが、真紀子さんはいつもパワフルでユニーク♪ 今回も面白さ炸裂でした(笑)

そんな真紀子さんに、風味豊かなCOPECOとも相性が良い「プレーンスコーン」を教えて頂きました。

材料はこちら。12~15個のスコーンが完成します。

画像2

では、作り方です。
が。その前に。

事前準備としてとても大事なのは、「バターを常温に溶かしておくこと」。

ではでは、作り方です。

溶かしたバターを入れたボウルにザルを乗せ、ザルの中に薄力粉、グラニュー糖、ベーキングパウダーを入れて泡立器で濾します。

画像12

幼少期、お菓子作りが好きだった母親のお手伝いをした時は「粉ふるい器」でシャカシャカしましたが、ザルでいいんですって。
「だって、あのシャカシャカ、手が疲れるでしょ〜」と真紀子さん(笑)
ざっくりスコーンの幕開けですw

粉系を濾したら、次にバターと混ぜ合わせます。

画像12

真紀子さん「ここはね、バターとちゃんと混ぜないと『アイーン』になるから」

「アイーン、ですか(笑)?」

真紀子さん「そうなの。生地の上と下がズレて、アイーンってなるのよ」

ざっくりスコーンでも、アイーンスコーンになってはいけないことをとても丁寧に説明する真紀子さん。もう笑いが止まりません(笑)

粉とバターがしっかり混ざっていないと、焼いている途中にバターが溶け出し、生地がズレて「アイーン」の状態になってしまうのだそうです^^

ポロポロとこのくらいになるまで、混ぜましょう。

画像13

次は、あらかじめ別のボウルで混ぜておいた卵と牛乳を生地に投入します。

画像13

ここからが生地づくりの真骨頂

さぁ、ここからが「ざっくりスコーン」の真骨頂! ボウルの底の方から「全くまとまる気配がしない感じ」に、木べらで本当にざっくりと混ぜます。混ぜる回数で言うと10回くらいでしょうか。つぶつぶは大いに残っています。

画像8

打ち粉をした台に乗せた時も、ほら、全然まとまっていません(笑)

でも、これこそが生地に空気を入れてふんわりサクッと仕上げるコツなのです。

次は生地をまとめていくのですが、「こねる」ではなく「合わせる」という雰囲気。押しつけるようなことは決してせず、一方向に優しくふんわりとまとめていき、形を整えます。とにかく、こねすぎ注意です!

画像9

焼き上がりはアイ~~ンか否か!?

後は麺棒で2~3cmの厚みになるまで優しく伸ばし、型抜きをします。

画像13


天板に並べたら、表面に照りを出すため全卵を塗り、いよいよオーブンへGO! 

画像12

170度で18分程度焼いたら、完成です!

生地が裂けたこの状態を「オオカミの口」と言うそうで、これが成功の証なんだとか。

画像13

全てのスコーンにオオカミの口があり、初めてのスコーン作りは「真紀子流ざっくり製法」により大成功でした♪

教えてもらいながら&撮影しながらで、オーブンに入れる手前の形成終了までで約25分、トータルで1時間もかからないと言う手軽さも魅力です。

スコーンをお供に
狭山紅茶×ブラッドオレンジ

完成後、早速COPECO「狭山紅茶×ブラッドオレンジ」と合わせみましたが、予想通り相性抜群!

画像13

甘さ控えめのスコーンにオレンジの甘味と酸味が素敵なマリアージュでした。相乗効果で、どちらも「はかいぐ(※)美味しさ」♪
COPECO&ざっくりスコーンで充実の秋になりそうです。

※はかいぐ:北海道弁で「はかどる」の意味

★取材協力
ライフラプサン」は、北海道で初めて紅茶をポットサービスで提供した紅茶専門店。約40種類の紅茶メニューを楽しめます。

■国産ドライフルーツとフルーツティーのお店COPECO

■フリーアナウンサー佐藤麻美






いいなと思ったら応援しよう!