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ずっと使っているウォークマン

NW-S764。

SONYのデジタルメディアプレーヤー、通称「ウォークマン」ですね。

中学1年か2年のときに誕生日プレゼントとして買ってもらってから現在に至るまで、およそ11~12年ほど愛用しています。

スマホ全盛のこの時代に、このような音楽を再生するためだけの機器を使っている方が果たしてどれほどいらっしゃるのでしょうか。
少し気になります。

この機種は一応、画像や動画も再生できますしFMラジオも聴けますけれど、でもそれはスマホとて同じなわけで。
そればかりか画面が大きくて高画質とくれば、スマホで良いやとなるのも道理ですね。

では僕は何故このウォークマンを使っているのかといいますと、好きで使いやすいから、でしょうか。

10年以上も使っていれば、思い出というほど大したものは無くてもそれなりに愛着が湧きます。

左手で持ったときに感じる重さ(軽さ?)や手に馴染んだ形、少し塗装が剥がれたボタンと不注意で落としたときに付いた傷など、それは紛れもない自分の所有物である証しであり、一緒に過ごした年月を物語るものでもあるのです。
相棒、とでも言いますか。

スマホのようにアプリを立ち上げる手間もなく、ボタンを数回押すだけですぐに再生できますし音質だって好きなように調整できます。

さすが、音楽再生専用の機器だけあって細かいところがとても使いやすい──と思っていましたけれど、スマホだって機能的にはだいたい同じなのですね。
サブスクリプションという便利でお得なものもあるようですけれど、でも僕はスマホで音楽を聴こうとはあまり思わないのです。

その理由として、バッテリーが減るのが嫌とか使い慣れないことに起因する不便さなどもありますけれど、やっぱり一番はウォークマンの“音”が好きだからかもしれません。

たまにスマホで聴いても違和感といいますか、コレジャナイ感があるのです。
スマホは確かに便利には違いないですけど、この辺は好みの問題でしょうか。
音質や便利さ、気軽さに携帯性とか。

もしかしたら単純に、“スマホではなくわざわざ専用の機器を使っている自分”に酔っているだけかもしれませんけど。
でも僕の中では音楽を聴く=ウォークマンを使う、という感じなのでこれからも愛用していくのだと思います。

それにしても10年以上も使っているなんて物持ちが良いなと自分でも思ってしまうのですけれど、よほどしっかりとした造りなのですね。すごいです。
何回か落としてしまって外装に小さい傷はついても、中身のデータはいつも無事でしたし液晶画面も綺麗なまま。

でもこれだけ経ちますと、いつまで保つかが心配になってきます。
電子機器ですからある日突然壊れてしまうことも十分あり得るのですが、対策らしい対策もしようがありませんしどうしましょう。
何かやるとしても、データのバックアップを取るくらいしかできませんし。

そしてあまり考えたくはないことですがもし壊れてしまったら、多分その時は突然の別れに呆然としながらも新しいウォークマンを買いに出かけるような気がします。
もちろんタッチパネルじゃない方を。

今やウォークマンの無い生活は考えられませんので、思わずNo Walkman no life! と言ってしまうかもしれません。
嘘つきました、そんなこと言わないです。

幸いにして今のところはまだ問題なく使えていますから、これからも引き続きよろしくお願いしますということで。

音楽再生機器はNW-S764で有線イヤホンがMDR-EX450、ワイヤレススピーカーのSRS-XB30とワイヤレスヘッドホンのWH-H800、どれもSONY製です。
多分僕はSONY信者な気がします。

とは言いつつも、スマホは富士通でデジタル一眼レフはキヤノン。
信者は信者でも盲目的かつ全肯定でない方、ってそれは信者とは言いませんねきっと。



専用の機器にはやっぱりそれにしかない魅力があると思います。
好きなメーカーならなおさら。

スマホを使うのもいいと思いますけれど、何か一つでもそういった機器類があるとちょっと嬉しいのは僕だけでしょうか。

とりあえず、ウォークマンお勧めです。




最後まで読んでいただいてありがとうございました。

みなさまの日常が、素敵な音楽で満たされますように。🎼

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