イギリス Returning Residentビザ取得（無料記事）

Returning Residentビザとは？

あんなに大変な思いをして取得したイギリスの永住権（Indefinite Leave to Remain）。
イギリスを２年以上離れると残念ながら失効してしまいます。
２年以上イギリスを出ていたために切れてしまった永住権を復活させるReturning Residentビザ。

このビザは非常に取得が難しいと言われています。
審査の判断基準がとても曖昧で、何を提出すればOkなのか全く分からないというところが難しさの根本だと思います。

オーサーのプロフィールとビザ履歴

2007　ビジネスビザで渡英
2009　イギリス人夫と結婚（手続きが簡単な日本で結婚）
2009　配偶者ビザで渡英
2011　永住権申請＋取得
2016　日本に夫婦で移住（転職）
2022　Returning Residentビザ申請＋取得　←今ココ
2022　年末に渡英予定

永住権を復活できるReturning Residentビザを申請して、ちゃちゃっとイギリスのイミグレをクリアしたい。
もう、配偶者ビザ（私の場合です）→永住権申請、なんてお金も時間もかかるルートは通りたくない。（ただでさえイギリスに戻るのは複雑な気持ちなのに・・・。）

海外のイミグレ関係の掲示板には情報が多少あるものの、ほとんどが拒絶されたパターンか、「これは申請しても落ちるよ」というコメントが付く投稿ばかり。
成功例は全然見当たらない。
日本語の情報に至っては、私がネットを調べまくった中では２ブログだけ。お一人目は却下され、お二人目は一度却下されアピールして取得されていました。
申請内容や書類を細かく実例で記載しているサイト、ブログは、私の知る限り、英語、日本語ともにありません。

Returning Residentビザの情報がほとんど無い中、必死に調べて準備し、私は自力で申請、取得しました！

ビザ申請のイベント時系列

2022年9月6日　オンラインでビザ申請
2022年9月16日　東京ビザセンター訪問
2022年9月21日　ビザの結果メール受領
2022年9月28日　パスポート受領（郵送オプションにて返却）

Priorityサービスは購入せずとも、ビザセンター訪問日からわずか３営業日で結果がでました。（審査期間の目安は3週間と言われているビザです。）
イギリスなのにやるじゃない。

提出書類など、具体的な申請手順

本当に情報がなく、.GOV.UKの公式情報すら必要書類については曖昧で困りました。
成功例の具体的な例がネットにないため、私の申請が今後みなさんの参考になればと思い、（個人の特定に繋がる情報以外）全て公開することにしました。
正し、本当に全て公開するため、真に必要な人にだけ届いてほしいので、敢えて有料記事としました。

有料記事のリンク

こちらからどうぞ。

Returning Residentビザに落ちたら…

Returning Residentビザ申請費用：£516 （約8.5万円）

もしReturning Residentビザに落ちたら、

配偶者ビザ：£1,538　（約25.4万円）
配偶者ビザ延長：£1,048　（約17.3万円）
永住権申請：£2,404　（約39.7万円））
NHSサーチャージ（５年分）：£3,120　（約51.5万円）
と、再び永住権を手にするまで約6年、合計140万円くらいかかるでしょう。
これら以外にも、英語のテストとか。。。
（料金と為替は2022年9月時点）

費用も労力もかかる永住権の再申請は避けたい、それが私のモチベーションで半年かけて準備しました。
皆さんもReturning Residentビザでイギリスに戻れることをお祈りしています。