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300メートルから、のぞむ #東京カメラ部 #三都のここええやん

TL;DR

ブログでは今まで書いてこなかった写真ネタを、書いてみました

【ご報告】東京カメラ部さんの写真コンテストで入賞しました

昨年、東京カメラ部さんで開催されました、京都・大阪・神戸 「#三都のここええやん」フォトコンテストで、 大阪市の優秀賞を受賞いたしました。
※2023/5/29追記 下記ウェブサイトについて、文末に顛末を追記しました。

受賞した写真はこちら。
タイトル「300メートルから、のぞむ

今回は、受賞いただいたことへの感謝の気持ちを込めて、この写真に込めた思いをブログへアウトプットしたいと思います。

「300メートルから、のぞむ」に込めた思い

このタイトルに込めた思いをアウトプットします。「のぞむ」とあえてひらがな表記にしているのは、この言葉に2つの意味を込めたからです。

写真は2016年8月、大阪・阿倍野にある、あべのハルカス展望台で撮影したものです。撮影した機材はiPhoneでした。

この写真を撮影した日から遡ることおよそ1年前(つまり2015年の夏の終り)に祖母が、その半年後(つまり2016年の春頃)に伯父が、それぞれ鬼籍に入りました。あべのハルカスを訪れたその日私は、家族や親戚たちと、祖母と伯父の初盆で、四天王寺という寺に参拝し法要を執り行いました。

私の親族は、すでに祖父はいないのですが、祖母や伯父を中心に割と仲が良く、コロナ禍以前は毎年正月に親族一同が会するのが、幼い頃からの楽しみでもありました。しかしながら、2人が相次いでこの世を去ったことにより、これからは私の父親が親族の中では一番の年長者になりました。またこれからは世代交代が進んで、私やいとこ(つまり祖母から見た孫の世代)が親族の中心とならなくてはいけないなという覚悟みたいなものが、沸々と湧いていた頃でもあります。こうした父や私たち世代が抱えていた喪失感と、これからの覚悟に臨む気持ちを、「のぞむ」の第一の意味に込めました。

あべのハルカスは当時も今も、西日本では一番高いところにある展望台だと記憶しています (日本で一番高いのはスカイツリーですね)。訪れたことが有る方ならわかると思いますが、展望台からは大阪平野だったり生駒山系の山々が見通せます。これらを眺望することで、上で述べた覚悟の先には、私達家族には明るい未来が待っているだろう。そんな気持ちを「のぞむ」の第二の意味に込めました。

この写真には、私にとっては2つの相反する「のぞむ」気持ちが込められているのです。



2023/5/29 追記

「#三都のここええやん」フォトコンテスト、その後2022年に第2回が開催されたようです。コンテストが毎年継続されること自体、とても素晴らしいことと存じます。
ところが、ここで問題が起きました。一番上にリンクした東京カメラ部さんのイベントサイトが、知らぬ間に第2回の結果に入れ替わったようです。その結果、自分の受賞ページが、表示されなくなってしまいました。

コンテスト結果のURLは、

”(中略)/contest2021” - 以後サイト①とします

”(中略)/contest2022” - 以後サイト②とします

というフォーマットで、年毎に用意されているようですが、私の写真が掲載されていたサイト①へアクセスしようとすると、サイト②へリダイレクトされてしまいます。URL直打ちでも同じですので、東京カメラ部さんのサーバーで、リダイレクトを入れてらっしゃるのでしょう。

私にとっては、上述の通り、とても思い入れの強い写真であり、またその写真で、畏れ多くも、このような賞を頂戴する事ができたことも重なり、私のポートフォリオとして採用しようとしていた写真でした。東京カメラ部さんが、どうしてこのようなリダイレクトを入れられたのか、甚だ疑問に思うところが、追記時点での正直な感想です。私と同時に受賞された皆様も、どのように思われたのか、気になるところではあります。
もう一つ、私が問題だと考えるのは、例えばこのコンテスト受賞を自身のポートフォリオに載せている場合、肝心なコンテストの結果を参照出来ないので、ファクトチェックが出来なくなることです。ファクトチェックが取れない、言い換えれば裏付けのないポートフォリオによって、自身の信用が下がらないかを懸念しています。

もちろん、誤って過去のコンテストへアクセスしようとした方を、正しいサイトへ誘導するためにリダイレクトを入れることは、正しいことです。これくらいはITを生業にしている身として、十二分に存じ上げております。しかしながら、リダイレクトするなら、過去のコンテストはどうしてアーカイブとして公開しないのか。あるいは公開できないのか。ここの辺り、主催者からは特に通告も説明も一切ありませんでした。

もしかすると、私は場違いなことを述べているかもしれません。ただやはり、いち受賞者として、誉れ高い受賞ページへ、何の通告も説明もなく、アーカイブもなく、突然アクセス出来なくなったことに対する違和感を拭い去る事はできませんでした。その違和感をログとして記録するために、この場を借りてその心境を表明した次第であることを、御承知頂けますと幸甚です。

こんな事になるなら、魚拓を取っておくべきだったなぁ。

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