愉しいの伝道師3

本当に褒めてばかりで良いの?

愉しいの伝道師 寺尾です!
今日は、これも育児において毎日している「褒める」についてです。
日々仕事で子ども達と戯れる中で、とても大切にしている褒める。でも褒めてばかりでいいの?そんな疑問もありますよね?褒めるだけでは、いけないでしょ?そんなに褒めるところある?どうやって褒めたらいい?そんな疑問に応えていきます☆

① 子どもは褒めて欲しい!!!

誉める育児、教育が勧められて早10年以上が経ちました。
私も育った昭和の時代は、褒めるとは殆んど無縁だったように感じている。
実際自分も殆んど褒めてもらった記憶がない【私だけなのかもしれないが…】

けれど、子どもの頃に親に褒めてもらいたい、認めてもらいたいという気持ちは滅茶苦茶あって、そのためにではないけど、親を喜ばせたいという想いはあった。
つまり、子どもは親に気に入られたいし、喜んで欲しい、認めてもらいたいと思っていることが多い【少数派としてそうじゃない子もいる】。

② 上手く褒めるには

自分があまり褒められて育って来ていないので、最初この仕事をし始めた時に、凄くむず痒かったのを覚えている。
褒めるのが苦手であったのだ。
何を褒めれば良いの?これくらいできるでしょ?これくらいで喜ぶなよ!…と
今考えれば、酷い。子どもはそれぞれ発達の度合いもスピードも、性格も、生活様式も異なる。その子を見て、その子にあった声かけやメニュー作りがあり、できるようになったことをそんな冷めた目で見ていては褒められるはずもない!

上手く褒めるにはどうしたらいいのか?
まずは自分が言われて嬉しいことを考えてみた。
元々勉強ができなかった私は、泣きながら、太鼓を叩きながら、掛け算ができたときに【最後まで頑張ったね!】と言ってもらえたのを鮮明に覚えている。

できるできない褒めてもらえるのもちろん嬉しいが、それ以上に頑張りを褒めてもらえる凄く嬉しかった!

また、褒めてもらえるってことは、よく観てるよ!というサインにもなり、そうやって興味を持ってくれていることが嬉しかったりもした。

つまり子どもは、観ていて欲しいし構って欲しいものである。
別の観点から、この観て欲しいをみてみる。
よく公園に遊びに行く。その時に、お父さんと遊びに来た男の子が、悪戯をし始める。
お父さんはスマホに夢中。さらに子どもは行動がエスカレート。周りの子に迷惑をかけ始める。
このときの子どもの心情
【お父さん一緒に遊ぼ】
【お父さんスマホじゃなくて僕を見て】
【見るまでやってやるぞー】
です。

子どもはこどもなりによく考えています。
悪いことをすれば、注目される。
注意を向けられる。

ここから先は

1,268字

¥ 200

サポートよろしくお願いします☆ 「愉しいを創る」活動に使わせていただきます☆