コーポラティブハウスってなに?
わたしたちはすっかり魅了されたコーポラティブハウスですが、これから先多くの人に
「コーポラティブハウスってなに?」
と聞かれることがあると思います。
わたしも最初に夫から聞いた際、何それ?という感じでした。
コーポラティブハウスとは、入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となって、土地取得から設計者や建設業者の手配まで、建設行為の全てを行う集合住宅のことである
- Wikipediaより
やはりWikipediaはわかりやすいですね。笑
私の感覚ですと、10戸くらいの人が集まって自分たちで建設組合を設立、プロデュース会社や設計事務所などのお力を借りながら、参加者自身が組合の一員として、ゼロからアパートを作るというイメージです。
メリットは、中間マージンを取られないため、比較的安く建てられること、そして自分の好きな間取りや内装を形にできること、でしょうか。
一方でデメリットは、家が完成するまでに約2年かかること、組合として物事を決めるために全10回ほどの総会に参加し、主体的に動く必要があること、が一般的に言われるかと思います。
わたしたちが申し込んだものは、プロジュース会社が土地を探し、設計事務所が外観や各住戸の構成を設計した状態で募集がかかるタイプです。
その中から希望の住戸を選んで申し込むので、住戸全体の大きさや形は決まっており、間取りや内装を自由に決められます。
ただ、申込み時点では土地はまだ取得できていませんので、申込者が集まらない場合や売主との合意が取れない場合など、組合が設立され組合として土地を買うまでは確実に家が建つわけではないので注意が必要です。
おそらく日本では一般的なコーポラティブハウスの形式ではないかと思います。
ドラマ「隣の家族は青く見える」のおかげで、コーポラティブハウスという単語を知ってる人が増えたと思います。私も見ていました。
友人も「ドラマのやつね〜ご近所づきあいが大変そう。笑」と言っていました。笑
たしかに実家を出てからご近所づきあいはゼロだったので不安もありますが、家を買うのであればご近所さんと助け合いながら暮らせたほうが楽しいかなと思います。入居前に組合として顔を合わせ、人となりを知れるのもいいですね。
わたしたちとしては、適度な距離感でゆる〜くつながれるのが理想です。