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ゼファーχ改 2024#24 メインハーネス入替

例のやつ、といってよいくらい頻繁にやってくる。
ウオタニSP2を導入後、点火はとうぜん安定したけれど、繰り返しヘッドライトリレーがトぶ。
3つ持っているけれど、1日乗ると3つともトぶ、らしい。
中身のリレーはそれほど高価なものではなくて、リレー単体の交換はそれなりの道具を使えば短時間で交換はできる。
が、めんどくさいのは事実だし、原因がいまひとつハッキリしない。
ただ、トんだリレーを分解してみると、コイルが焼けるようではある。
ところが、ゼファー400とゼファーχのサービスマニュアルを見比べても、ジェネレータの記載内容は同一なので、ゼファー400のほうが発電力が大きいから、とは考えづらい。

わからないんですよね、と言いながら、リレーを交換したジャンクションボックスを返した。

その数日後、メインハーネス替えてみるわ、と言われた。

それはまた大変だな、とは思ったが試してみる価値はあるな、とも思った。

というのも、ゼファーχの配線ではジェネレータから直接ジャンクションボックスに繋がっているのに対し、ゼファー400はレギュレータを経由してつながる。
その結果、リレーへの投入電力が下げられる期待が持てる。
先にジェネレータの電力を測るのがよいのでは?と個人的には思う。
といって、ジェネレータの配線に抵抗をかませると、次に熱対策を考えなくてはならないのも明らかだし、だいたい、この方はとりあえずやってみる派の人である。

で、やってみた。
用意されたメインハーネスは、当然のようにゼファー400用に構成されている。
ウインカーやテールランプなど、社外品に対応させるべく、いくつかコネクターを替えた。
そして、スイッチオン。
なんと、セルモーターが回り続けた。

なんだこれ?
と、しばし考えた結果、社外品のハンドル右スイッチに原因があるだろうと考えた。
このスイッチにはヘッドライトのON/OFFがあるにも関わらず、ポジション球はつないでいない。
そして今回、メインハーネスにはコネクターをいじらずに接続している。

困ったな、社外品だから配線コードの色が識別できない。
もちろん、外して調べることはできる。

そんなことを伝えると、ではいったんノーマルのスイッチにしてくれ、すぐにでも乗りたいので、と、とりあえずやってみる氏は言う。

ノーマルのハンドル右スイッチを接続すると、これといって動作に問題はないようだ。
点火タイミングが合っていないような挙動が発生したけれど、イグニッションコイルの接続が逆になっていることはあまり時間がかからず判った。
配線色は合わせておいてほしいよな。

とはいえ、社外品の右スイッチは、いずれ戻してやらないとな。
こうしてGWが埋まっていく。

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